真・恋姫vivid&strike 最終話 |
DSAAU15女子予選会場にて
ヴェル「またジャンクフードバッカリ食べてるとヴィクターが煩いぞジーク」
ジーク「ほわっ?ヴェルやんにハルにゃん。どないしたん?」
ハル「知人が今年出ると聞きまして、こちらの予選会場で試験をすると聞きまして」
ヴェル「ウチの熾天使二人もコッチでやるらしくてな」
ジーク「そぉかぁ〜。ポップコーン食べる?」
ヴェル「いただくか?」
ハル「はい、いただきます」
観客席で豊満なツインテールをフードで隠したジークを見つけ同じ席に座って予選を眺めている
自分はエリートシードで本選が始まっても今しばらく余裕がある。ハルとジークを女子の部でチャンピオンなので此処に居ても問題無い
ジークのポップコーンを別けて貰いながら予選を見ていると
ヴェル「うむ、フーとリンネは予想通り勝ち進んでいるな、特にフーの拳。火力高過ぎない?」
ハル「アレくらいフーカなら呼吸と同じです、それに私はリンネの方が恐ろしいです」
ジーク「いやぁ流石やなぁ。相手の子ぉが可愛そうやわ」
ヴェル「実力に差があり過ぎるからな、まぁ今度からはほぼ確実にシード選手扱いに成るから大丈夫だろう・・・・・今回当たった子達が折れなきゃいいが」
ハル「ですね。あっヴィヴィオさん」
ヴェル「小聖王達だな・・・・・うん、ゴーレムはアカン」
ジーク「うっひゃぁ〜あんな速いゴーレム生成に操作も完璧っておっかないなぁ」
等と評論していると
ヴィクター「あら、貴方達も来ていたのですね」
ハリー「お〜ジークにアインハルト、ヴェル公も居るじゃねぇか」
雷帝さんと砲撃番長がやって来た、そして二人は互いに確認すると・・・・・うん、案の定喧嘩腰に成ってらっしゃる、魔力が荒ぶってらっしゃる
ジーク「あ〜ヤッパリこうなった」
ハル「何時もの事ですね」
ヴェル「と成るともうそろそろ」
ジャララララ!ガシャシャン!
エルス「貴方達こんな所で何をやっているのです!?」
エルス選手が喧嘩を仲裁するためにまずは特異の転移と拘束魔法で二人を捕えた
二人を拘束した後風紀が乱れるや選手が不良と思われたらイメージがと説教を開始した所へジークが話しかけたら別の意味で騒ぎが
ジーク「でも魔法使うのも如何かと思うんよ?」
エルス「チャッチャンピオン!それも御二人!?ってぇぇぇ!!七曜王も!?」
ハル「去年の大会以来ですねエルス選手」
ヴェル「やぁエルス選手、また魔法の精度が上がったな・・・・・まぁあの二人が相手だと」
ヴィクター「確かに去年より堅いですわね」バキンッ!
ハリー「おおっ、本当だ、結構堅ぇ」ビキンッ!
エルス「んなぁっ!?私の魔法が・・・素手で・・・・・・!」
予選会場の一角に有名を馳せるシード選手が三人、エリートシードの前チャンピオンに現チャンピオン。止めに三連覇に手が届く自分・・・・・・うん、会場中から視線が
フードを取ったジークとハルが気が付いた小聖王達にピースサインと笑顔を送っている
おっ、熾天使二人が自分に気付いてくれた♪両手を大きく振りますが何か?兄としては当たり前でしょ?むしろまだまだ足りないまである
ああ、顔を赤くしちゃっているけど手を振り返してくれる・・・・・やはり自分の妹達は熾天使だった
ヴェル「うん、我が妹達は圧倒的ではないか」
ジーク「ほんに強いなぁ二人とも、アッチのチームナカジマちゃん達も有望株や」
ハル「フーカは私が鍛え上げました」
ヴェル「リンネは自分が鍛えた」
ジーク「バカや、バカが居る」
ヴィクター「解かります・・・!」
ハリー「もう一人居るぞジーク」
エルス「なんですかこの状況は?」
自分達に未だと言うよりさっきよりも視線が集まっているが、まぁスルーして予選を眺めている中。妹達とチームナカジマの小聖王達は無事本選出場の切符を手にした
ヴェル「自分は仕事があるから之にて、ハルはどうする?」
ハル「ヴィヴィオさん達と会ってから帰ります」
ヴェル「了解した、じゃぁ妹達が当たったらよろしくな、御三方」
妹と女子の部のシード達と別れ、予選会場を後にした・・・そして家に帰ったら自分をハメた元上司が居たのでとりあえずお菓子を大量に出した、後で体重計の上でムンクさんに成るがいい・・・・・!!
数日後
DSAAU15男子の部、控室にて
ヴェル「シードのミカヤが落ちてるな。熾天使二人とハルは順調に勝ち上がって。番長が委員長に勝って。小聖王達は・・・・・八重歯っ子が番長と対戦、小聖王はミカヤを討った少女。ゴーレムっ子の次の相手がハルで・・・・・・ヤヴェ、シャンテの相手が雷帝閣下だ下手に遊べば文字通り雷が落ちる。そんでアルピーノ嬢はクロとって魔導師タイプ同士の戦いってマジか」
女子の部よりも全体の人数が少なく、次の試合への流が速い為にもうコッチは既に決勝戦だ。準備が整うまで、熾天使達にハル、ジーク達に小聖王達の試合運びを確認してみたらアッチもアッチで結構試合が動いている・・・・・熾天使達の試合を邪魔されずシッカリ見る為にも頑張りますか
仮セコンド「時間に成りましたので出場してください」
ヴェル「了解しました」
会場に出ると歓声と共に向こう側からも自分の対戦相手がやって来た
司会『さぁやって参りました野郎共のDSAAU15決・勝・戦!三連覇まで後一歩!七曜王リーヴェルト・フォン・アウスレーゼこと、ヴェル・ファーゼ選手!美少女に囲まれているこの憎きあんちくしょうの連覇を断ってくれ!この野郎が最初に優勝した時の対戦相手にしてU19に移ったガイ選手の弟!ロイド選手ぅううううううう!』
実況『荒れてますねぇ、まぁ女子の部で可愛い子達と仲良くしてた所を見ちゃったからねぇ彼。さてついぞ二度決勝で雌雄を決し、敗北した前チャンピオンの実の弟君が今年初出場にして決勝まで上がって来るとは、お兄さんから受け継いだトンファーによる制圧術でここまで完勝。この二人がぶつかるとどうなるのか?気に成りますねぇ』
ヴェル「はぁ、言いたい放題だなオイ」
ロイド「あはは、チャンピオンも大変だな」
ヴェル「まぁな、さてと。勝者を決めようか?弟君」
ロイド「ロイドです、ロイド・バニングス、アナタを倒して兄さんにも勝ちます!」
ヴェル「リーヴェルト・フォン・アウスレーゼ、まぁ後付けだからヴェル・ファーゼの方で呼んでくれってハハッ!自分はガイ選手の前座か!」
ロイド「正確にはラスボスですね」
ヴェル「なるほどな、正規のボスを倒さないとラスボスには挑めないからな・・・抜槍」
互いにトンファーとハルバートを構えた
此処に自分が三連覇を果たすか、かつて倒した王者の弟が新たな王座に座すか、今。決まる
準決勝から出て来てくれる審判が自分とロイドの間、フィールドの中央に来て自分達にアイコンタクトを取るので互いに頷く
審判「DSAA!U15男子決勝戦!両者構え・・・・・始めぇ!」
未だ駄神が書き記していない零と碧の外史の扉が開く前に、もう一人の彼の英雄との長きに渡る戦いの幕開けである
後にこの年の大会は歴代最高峰の黄金時代と謳われた
真・恋姫vivid&strike 完
説明 | ||
決戦の時 | ||
総閲覧数 | 閲覧ユーザー | 支援 |
1740 | 1630 | 5 |
コメント | ||
未奈兎さんへ、ヴェル「どうしてだ・・・!」アサシン『それが定めだからです』(アサシン) なんというか、どこに飛ばされても慕われるんだろうな一刀さん(未奈兎) |
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