ラブライブ!サンシャイン! よしりこエロ
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 目の前にあるのは、初めて目にするもの。梨子は驚きと、それ以上の困惑を抱いていた。

 噂程度では知っていた。それこそ、SNSなどではよく取り上げられる存在。それが今こうして目の前にあること。物珍しさは、ある。だが、「だから何?」という想いが強い。そのため、感動とはほど遠い感情を抱くに至っている。

「ふふ、どうかしら、我が親愛なる契約者、リリーよ。私が封印を解きし、古の媒体、言わば、パンドラボックス!」

「いや、それじゃあ不幸がたくさん出ちゃうんじゃ」

「……良いのよ、そこは。それに、実際不幸になった人も、いないわけじゃないわ……」

 大げさな口調のあと、一気にシリアス且つ生々しい口調となる少女は、黒く艶やかな長い髪の毛を、お団子にまとめているのが特徴的な子。

 スタイルも非常に良く、場合によってはモデルでも通じなくはない、恵まれた容姿をもつ、言わば美少女。だが。

「リリー、このパンドラボックスは非常に危険よ。でも、それと同じくらい私たちに感動を与える。だから、敢えて封印をと」

「いや善子ちゃん、私頼んでないから」

「善子じゃないヨハネよ!」

 いざ口を開けば、高校生にもなって未だ妄想の世界に入り浸る、中二病……。

 津田善子。自覚しながらも夢という名の妄想を捨てない、ある意味純粋な少女の名。

 ……またの名を、ヨハネ。

「で、これをどうしろと?」

「やりましょ!一緒に!」

「……」

「何よ!何その反応!?これは数多くの名作を生み出した、由緒正しき!」

「ファミコン、でしょ」

「そうよ!」

「……まぁ、すごいの持ってるな、とは、思うわ」

「当然じゃない。それに、これは頭脳や反射神経も多く求められるの。最近の、とりあえずボタン押したり、お金を出せばすぐに解決できる軟弱なゲームとは、格が違うわ!」

「ねぇ、それって暗にス〇フェ〇を馬鹿にしてない?」

「……創作ってね、作者やその関係者が好意にしているのは、特別枠なのよ」

「なにそのご都合主義」

「……梨子、メタ発言は、控えましょう。私のヨハネより、痛いわ……」

 

「さて、気を取り直して。今日はね、これで梨子と遊びたいって思ったの」

「まぁいいけど」

 梨子の本音は、決して乗り気ではない。だが、善子があまりにも楽しそうに、そして嬉しそうにしているから。梨子はそんな善子を見ていたい。だから、今日は善子の部屋にいる。

「じゃあ、まずはこれから」

「はいはい」

 善子が勧めるなら、まあいいだろう。最初は、そう思っていた……。

 

「ちょっ!?なにこれ!なんなのよー!!」

「あら、リリー。どうしたの?先ほどの強気はどこへ?」

「う、うるさいわね!というか、なんで一発当たっただけでゲームオーバーなのよ!」

「言ったでしょう。ファミコンのソフトは、頭脳と反射神経が求められると。即ち、あらゆる攻撃を回避しながら進む技術が」

「難しすぎるわよ!」

 始めてからゆうに三時間。その間、梨子は一つもクリアできないでいた。

「それがいいのに」

「マイナーなオタクならそうかもしれないわね。でも、私はそうじゃないわ」

「それって、暗にオタクをバカにしてない?」

「いいえ。もしバカにするとしたら、今私に対して強気になってる、目の前の誰かさん、かしら」

「それって私じゃない!」

 クリアできないでいることに加え、時間が経つにつれ自分に対し強気になっていく善子の態度が悔しくて、ついいじわるな事を言ってしまう。

 だが、クリアできないストレスは事実である。内心、疲れと飽きが来ている。

「なんでこんなに難しいの……」

「まぁ、私がそういうゲームばかり集めたから、なんだけど」

「ちょっと……」

「しょうがないじゃない。その方がハマっちゃうんだから」

 慣れていない人間からしたら、ストレスMAXのゲームばかりだが、善子のように好きなことにはとことんハマるタイプの子には向いているのだろう。それが分かるから、これ以上は文句を言えない。

「でも善子ちゃん。さすがに疲れたわ」

「……そう」

「何?あからさまに落ち込んじゃって」

「お、落ち込んでないわよ!」

「落ち込んでる」

「ち、違う!」

 口ではそう言うが、態度は嘘を付けない。それが善子であり、それが、梨子が善子を可愛いと思うところ。

「まぁ、最近練習ばかりで、二人で過ごす時間とか無かったからね」

「……なによ」

「だから、ありがとう。善子ちゃん」

「っ!?」

 ありがとう、を言う梨子の、可愛く、綺麗で、慈愛に溢れた表情。それを不意打ちで見せられて。善子は、一気に平常心を失う。

「べ、べべ別に、私は」

「ふふ、可愛い」

「か、可愛くない!」

「ううん、可愛い」

「な、何よいきなり!」

「え?いきなりじゃないわ。いつも言ってる」

「だ、だとしても!今日はいきなり!」

「いきなりステーキ!」

「なんでよ!ちょっと意味不明よ!」

「ふふ、ごめん」

「もう……」

 なんだか上手く踊らされたような気分で。本当は自分が梨子を楽しませるはずだったのにと思うと、善子は何となく悔しい気持ちになってしまう。

「ねぇ、善子ちゃん」

「……なによ」

「大好き」

「っ!?な、ななななななな!!」

「どう?この不意打ち?」

「〜〜〜っ!?」

「ね、善子ちゃん」

「……なに」

「次は、私が善子ちゃんを、楽しくさせちゃうね」

「……うそよ」

「ふふ、なんで?」

「私が、攻められるんでしょ」

「うん」

 善子は、何も言わない。代わりに、顔を赤らめながら、小さく頷く……。

 

「ふわっ、んっ、ぁ……」

 先ほどまで身につけていた上着は脱ぎ、胸を覆っていた下着も剥がされ、善子は豊満な乳房を愛しの梨子に晒す。

「善子ちゃん、また大きくなった?」

「ん、かも」

「ずるい」

「ず、ずるいって言わんんっ!だ、めぇっ!」

 善子が言い切る前に、梨子は先端を口で咥え、強く吸う。

「はっ、んっ、っぁ。り、こぉ……」

「ね、気持ちいい?」

「い、言わないわ」

「へぇ……」

 吐かれた言葉とともに、善子を見るその目は、妖しく、いたずら心に満ちていて。

「ふふ、えいっ!」

「はぁぁっ!」

 そして親指を、善子の両方の乳首へとやり、強く押しつける。

「あぁっ、んっ!あぁぁっ!!」

「ふふ、善子ちゃん、可愛い」

「い、いやっ!」

「善子ちゃんのおっぱい、ファミコンのリモコンみたい」

「は、はぁっ!?な、何言ってんの」

「ねぇ、こうしたら気持ちいいんじゃない?」

「や、やめ、っあぁぁぁぁぁぁっ!!」

 上上下下左右左右押し。

 先ほどファミコンのリモコンで操作したときの感覚で、善子の乳首を強く刺激する。

 刺激する度に、善子の口から艶めかしい吐息と喘ぎが漏れ、また、乳首は固くなる。

「ねぇ善子ちゃん。気持ちいい?」

「やっ、んああああぁぁっ!はぁ、んぁっ!……はぁ、っ、あ、遊ばない、で」

「やだ。遊んじゃう」

「ふわぁぁぁっ!!」

 またいたずらな笑みをしながら、梨子は再び善子の乳首をリモコンのごとく弄る。

 ぐっと押しつけながら、激しく回し。また、指先で強く摘まんだり。

「ひあぁぁぁぁぁぁぁぁっっ!!」

「ね、気持ちいい?言ってくれないと、何回もしちゃうよ」

「や、はっ、んんっ!い、いじわる、しない、で、ぇ……っ!」

「ふふ、やだ」

「ふあぁぁぁっ!!んんっっ!!」

 善子の言うことなど聞かず、梨子は乳首への攻めを止めない。いや、乳房ごと押し潰すかのように、指先の力を更に増す。

「あぁぁっ!!だ、だめ!だめぇぇぇ!!」

「ねぇ善子ちゃん?ヤダ?止めて欲しい?」

「ふぅ、ひぐっ、梨子の、いじわる……っ!」

「……善子ちゃん、可愛い」

 胸に手を当てながら、梨子は優しく善子にキスをする。

 唇を離すと、甘い吐息が善子から漏れ出る。その微かな音を聞くほど、梨子の興奮は高まり、再び唇を奪う。

「んんっ!んんー!」

 先ほどとは変わり、激しいキスをする。舌を善子の口の中に侵入させ、善子の口の中を撫で回す。

 だが、手は未だ善子の胸にあり。体勢的に少し無理がある。だが、そのせいで手に力が入り、それが善子の乳首に強い刺激となる。

「り、梨子ぉ……」

「なぁに、善子ちゃん?」

「だめ……。いじわる、しないでぇ……」

「じゃあ、言って」

「……」

 目元に涙を滲ませながらも、梨子の聞きたい言葉を言わぬ善子。その顔を見て、梨子は両手の親指と人差し指で、善子の乳首をギュッと摘まむ。

「あぁぁぁぁっっぁぁっっ!!」

「ふふ、善子ちゃんがいけないんだよ」

「だ、だめ!それ以上されたら、んぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 瞬間、善子の腰が強く激しく仰け反る。

 その動きに一瞬驚いたが、すぐに状況を理解した。

「ね、善子ちゃん、イっちゃった?」

「はぁ、っぁ、ぁ……」

「善子ちゃん……」

「梨子ぉ……」

「善子ちゃん……」

「……梨子のぉ、気持ち、いいの……」

 やっと言った、聞けた善子の言葉。聞いた瞬間、梨子は自分の胸がはじけそうになった。

「梨子の、激しいの、気持ちよくて、好き……。だから、その、こっちもぉ……」

 顔はとても赤く、目元の涙は先ほどより流れ、羞恥と快楽の狭間で訴える善子のそれは、梨子の興奮と性欲を強めるには充分すぎて。

「ひやぁっ!」

「善子ちゃん、なに?ここ、もうびしょびしょ」

「ふわぁぁ!だ、だって」

「だめ。下着がこんなに濡れてる。ほら、聞こえる?どんな音してる?」

「い、いや!だめぇ……!」

「ねぇ、言って。善子ちゃんのそういうの、全部知りたい」

「やぁ!だめ、っんーーー!!」

「だめ?いや?じゃあ、なんでこんなに濡れてるの?ねぇ、感じてるんでしょ?ほら、言って」

「ふわぁぁっ!んんっっ!!……く、ちゅ、くちゅ……」

「もっと、はっきりと」

「あぁぁぁぁぁ!く、くちゅくちゅしてて!さ、触られる度に、じんじん、しちゃうぅ!だ、だめ!もっと!」

「善子ちゃん!善子ちゃん!」

 善子の快感に落ちたその表情が、とても可愛く。そして、魅力的で。

 梨子は善子の下着に手をかけ、強く引きずり下ろす。

「善子ちゃん、見て、糸引いてる」

「いやぁ!み、ないぃ!」

「善子ちゃん、ね、脚、広げて」

「……っ!」

 両手で顔を隠しながら、ゆっくり脚を開く善子。

 恥ずかしい。でも、身体は梨子から受ける快感を求めている。

「あぁぁぁぁぁ!だ、だめーー!いきなり!んんーー!」

 飛びつくように、梨子は口と舌を善子の秘部へとやる。

「あぁぁぁん!んんっ!やぁっ!んあぁぁぁぁっ!」

 舌を激しく動かし、善子の秘部の至る所に這わす。

 脇も、陰極も、奥も。全てを舐めるように、強く、激しく。

「だ、だめっ!イク!イっちゃっうぅぅっっ!!」

 止まることのない刺激。秘部から全身を駆け巡るような快感。

「ん、あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

「!?」

 善子の全身に力が入り。その衝撃が唇を通じて梨子にも伝わる。

 すぐに、善子の全身の力は抜け、ベッドにだらっと体重を預ける。

「善子ちゃん、また、イったわね」

「はぁ、はぁ……。梨子の、いじわる……」

「善子ちゃんが可愛いのがいけないのよ」

「そんな理由、ずるいわよ」

 力の入らない身体をなんとか上げ、涙で滲む視界で、梨子を強く見る。

「ねぇ、善子ちゃん」

 大好きな子の名前を呼びながら、梨子は乱れた自分の衣類に手をかけ、脱ぎ捨てる。

 そうして、善子と同じように、美しい裸体を晒す。

「私も、気持ちよくなってきちゃった……」

 そうして、善子の眼前に、自分の秘部を晒す。

 自らの指で広げるその秘部は、淡いピンク色で、愛液が光を反射し、輝いているように見えた。

「梨子……」

「ね、アレ、使お」

「……」

「善子ちゃんと、感じ合いたい……」

 恥ずかしい。でも、善子も快感には逆らえない。だから、小さく、頷く。

 そうして、善子は机から、梨子のいうアレを取り出す。

 女の子同士で繋がれるものを……。

「善子ちゃん、脚広げて。あと、指で広げて」

「は、恥ずかしいわよ……」

「うん。そんな善子ちゃん、見たい」

「うぅ……」

 いじわるだ。そう言いたかった。だが、梨子の美しい裸体を見て、何も言えなくなる。

 善子も、梨子が欲しい。梨子を、抱きたい。

 強く脚を広げ、そして指で自分の秘部を広げる。

「じゃあ、いくね」

 そうして、ソレの先端をお互いの秘部の入り口に当て、梨子はゆっくりと腰を下ろす。

「あぁぁぁぁぁぁっ!」

「んっ!よし、こ、ちゃん……っ!」

「だ、だめぇ。梨子、入って、くるよぉ」

「それは、私も、ぉぉっ!あぁっ!だめ、……っ!」

 太く固いソレは二人の秘部に深く入り、そしてその作り故、二人を刺激する。

「り、こぉ、……ぜんぶ、入ったぁ?」

「う、ん……。でも、はぁ、んっ、だめ、気持ち、イイ……」

「そんなっ、んんっ、だめ、……このままでもイっちゃっいそう」

「善子ちゃん……」

「梨子っ」

 互いの名を呼び、抱きしめ合いながら激しくキスを交わす。

 肌と肌が重なり、汗が伝い合いながら、二人は強く、激しく唇と舌を重ねる。

「だめ……。善子ちゃん、動きたい」

「だ、だめっ」

 その言葉を受け入れることはなく。梨子はゆっくりと腰を上げる。

「あぁぁぁぁぁっ!だ、だめぇぇっ!んんんっ!」

「ああっ!だめ!私の中、もっ!」

 腰を動かすほど、二人を繋ぐソレは梨子の膣内も刺激する。

 感じる。イってしまいそう。

 けど、それ以上に、善子を、見たい。感じる善子を、この目で。

 自身への快感を得ながらも、梨子は更に腰を動かした。

「だ、だめぇぇっぇぇぇぇぇっ!!あぁぁぁっんっ!んんーーーっ!!」

「善子ちゃん、善子ちゃん!」

「だめぇっ!は、激しいよぉ!お、奥、じんじんしちゃう!」

「私も!私も気持ちいいよぉっ!」

「ふあぁぁぁっ!奥に!奥に当たるのぉ!だめぇっ!きもちいい、よぉ!」

「感じて!もっと、もっと!」

「だめっ!梨子!りこぉぉ!!」

 梨子の腰の動きが激しくなる度に、ぐちゅぐちゅと、二人を繋ぐソレから厭らしい音が強く響く。

「善子ちゃん、聞こえる?私たち、感じ合ってる!」

「だめぇっ。いや、っんあっ!だめっ!も、イっちゃう!」

 快感を堪えるように、両手でグッとシーツを握りしめる。

 全身が熱く、痺れるような快感に溺れそうになる。

 目尻にはポロポロと涙がこぼれ、口元からは微かによだれが垂れる。

 普段ならみっともない、だろう。だが、全身を巡る快感は、既に思考さえ溺れさせている。

 それは、梨子も同じ。そんな善子が、ただ愛おしく。

 そして、もっと激しくしたい欲望へと昇華される。

「んんっっっ!!」

 唾液にまみれそうな口元を、唇で塞ぐ。

 そのまま口に舌を這わせながら、より激しく腰を動かす。

「っっっ!っあっ!だ、めぇぇ!!いや!イク!も、イっちゃうぅぅぅぅっ!!」

「わ、私、もっ!も、イっちゃうっ!」

「ああぁぁぁぁぁっ!!イク!イクぅぅっ!!」

「善子ちゃん!一緒!一緒にっ!んんんあぁぁぁぁっ!!」

「りこぉぉぉぉぉ!!」

 そして梨子が腰をグッと沈めた瞬間、二人の奥は繋がり、絶頂へと達した。

 

「ね、たくさん汗かいちゃったね」

「それは、あんたのせいでしょ……」

「善子ちゃん、たくさん感じてたくせに」

「……うっさいわね」

 汗まみれの裸体のまま、善子のベッドに横たわる二人。

 した後だというのに、梨子の強気が何となく悔しく、善子はそっぽを向く。

「ね、気持ちよかった?」

「……いちいち聞かない」

「教えて」

「……」

「善子ちゃん……」

 真っ直ぐ、綺麗な瞳で見てくる。その目に、どうしても逆らえない。

「……うん」

「うん!」

 そして頷けば、輝くような笑顔で答える。

 本当に、ずるいと、善子は思った。

 そして。

「……っ」

「善子ちゃん……」

 そうやって優しくキスをするところも、またずるいと。

「ね、善子ちゃん」

「何よ」

「……また、だめ?

 今度は子供のようにねだるような目で。

 体力的には、それなりに辛い。けど、その声と、その目と、そして眼前にある梨子の綺麗な身体。

 善子の奥が、また疼く。

「……今度は」

「うん」

「私が、上、ね」

「うん!」

 そうして再びキスをし、ソレを手に、善子は腰を上げた。

 

 

説明
善子ちゃんのお家でも、よしりこの百合エロです。
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