東方光り御家 二面
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澪(れい)は大きな家の大きな扉から入る。

 

澪「僕じゃない”お姉さん”って誰の事かしらね。」

 

澪はステイの言っていた”お姉さん”を求めて探し回る。

長女のミスカが姿を現し、口を開く。

 

ミスカ「きっと私の事ね。」

 

ステイと違ってゆったりとした服装だ。

 

澪「誰・・・・って、もう出ているわね。」

 

澪は地の文を読んで、目の前の人物が”みすか”という名前だと理解する。

 

ミ「誰って、こっちの台詞なんだけど・・・・・」

 

ミ「↑(文を読み直して)そう、澪と言うの。」

 

澪「僕の名前が読み取られた。おかしいと思ったら!そういう能力ね。」

 

澪「知らず知らずの内に、僕も干渉を受けていたわけね。(感心感心。)」

 

ミ「感心って何よ、こいつ。」

 

 

澪「言い忘れていたけど、僕は日月の神(ひつくのかみ)。”天の日月の神(あめのひつくのかみ)”ね。」

 

 

ミ「神様ならあの子を救って見せて。」

 

澪「ステイの事ね。」

 

ちなみに一面の女の子の事だ。

破顔した後、素面に戻しつつ、澪は戦闘態勢に移る。

 

澪「”サンレッド”。」

 

澪「この能力の名前よ。」

 

ミ「ヤル気なの・・・?」

 

ミスカは疑問符を浮かべる。

なぜ、ヤル気満々なのか理解出来ない様だ。

澪は、どうやらステイの壊れた心の原因がミスカにあると分かっているようだ。

 

なら、追って来てご覧よ。と暗闇の中へと消えるミスカ。

 

神様でも出来る事と出来ない事があるのよ。とステイを救う可能性を遅れて否定して、追いかける澪。

 

 

 

三面へと続く。

説明
幻想郷内での出来事。オリジナルです。
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