東方天変陽 第四話・二神の二人の使命 |
澪は静玉とノイが去るのを見ると、早速、変陽を相手取り用件を話す。
澪「さっき話したように、僕の名前は幼夢 澪、改めてよろしく。」
変陽「私は変陽だよ。よろしくね。」
澪「無礼講ね。それもいいわ。
さて、用件は頼み事よ。
水源郷の様子を見て欲しいのよ。
人じゃなくて・・・妖怪の目を気にしない空寝の様子をね。」
澪は一見すると、変陽より一回り小さい体をしている。
逆に変陽は体長もバストも立派に成長しきった体をしている。
続けて澪が発言する。
澪「水源郷は今、変化を続けているわ。何故なら、急速に幻想入りが進んでいるからよ?
その内、大変な事が起こる・・・いえ、起こすのよ。空寝が。」
変「その為に軍隊を集めているよね。確かに一理有るよ。」
澪「でも、その大変な事を小さくして阻止するのは君よ?変陽。」
変「そうなんだ。そんな事するのなら、当然、それじゃあ私と空寝が戦う事になっちゃうね。」
澪「私は君が喋ったそのままを((喋|しゃべ))ろうとしたのよ。
驚いたわね、君は頭が回る方なのね。」
変「じゃあ、私と空寝は・・・。」
澪「宿敵同士って事になるわね。それで本当の用件っていうのが・・・・空寝の監視よ。」
変「私に出来る?」
澪「出来るわ。きっとね。」
変「じゃあ戻るね。水源郷にね・・・・・・。」
変陽は空寝の事を見に水源郷と幻想郷の((天|そら))の境界から、水源郷に帰ろうとする。
澪「一度見たら報告しに来てね!!」
遠くなって小さくなった澪を振り返る変陽は、水源郷へ背中から落ちる。
次の瞬間、雲を抜けもう水源郷の界面湖が変陽を出迎えるのだった。
そして、湖に向かって落ちて行く変陽・・・・。
説明 | ||
幻想郷の東方。 そこにある草原郷がが龍神様によって水没させられてしまった。 その水没した辺りを水源郷と賢者は定めた。 その水没して出来た海のような湖を界面湖と言う。 その界面湖と水源郷を巡る話。 |
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