身も心も狼に 第4話:稟の悲しみ
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その日は連休の初日、これを利用して稟の両親と楓の母は旅行に行く事になっていた。

その何日か前に、稟の母は商店街のくじ引きで旅行招待券が当たったのだ。

 

最初は土見家で旅行に行こうとしたのだが、

調べてみた所、宿泊先の旅館はペット禁止と言う事になっていた。

旅行は三日間。三日もルビナスも離れたくないと稟は主張し、両親を少し困らせた。

 

旅行については、土見家と芙蓉家が一緒に食事をしていたときに話されたもので、

稟の言葉を聞いた楓の父、幹夫はあることを提案する。

 

「それなら、紅葉。行ってきたらどうだ?

 旅行中は稟君は家で預かろう。稟君は家でお泊り会と言うことでいいんじゃないか?」

 

本当ならルビナスを預かって稟にも行ってもらうところだったが、

稟もルビナスもお互いに離れたくないことを主張するように抱き合ってるのを見て、こう提案した。

 

その提案を聞いて、稟とルビナスは離れずに済むことに、楓は稟が泊まりに来てくれる事に喜んだ。

稟の両親はいいのか?と言う視線を向けると、幹夫は笑顔で頷いた。

 

「でも、それだと幹夫さんは…」

 

「ああ、心配しなくてもいいよ。実はね、その旅館なんだが、先日の出張のときの宿泊先だったんでね。

 だから、三人で存分に楽しんでくるといい」

 

とのことなので、紅葉もそれならと言うことで、反対者0によりこの案が可決された。

 

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旅行出発の前日、稟・ルビナス・楓・桜は一緒に公園で遊んでいた。

だが、もうそろそろ帰ろうということになったところで雨が降ってきてしまった。

 

夕立だから雨宿りしてたらすぐに止むだろうと思っていた雨は、

時間が経つにつれてどんどん激しくなってくる。

 

葉がかなり生い茂った木の下にいたので雨には濡れていなかったが、

雨による湿気とだんだんと強くなる寒さは防ぐことが出来ない。

 

「っくしゅん!」

 

「楓ちゃん、大丈夫?」

 

「うん、平気だよ」

 

「でも、何時までもこのままじゃ風邪引いちゃうから、走って早く家に帰ってお風呂に入ったほうがいいよね?」

 

「うん、そうだね。それじゃルビナス、楓ちゃん行こう!」

 

「うん!またね桜ちゃん」

 

そして4人はそれぞれの家に向かう。

桜は途中で別れ、楓は稟の家に帰る途中に家があるので、稟とルビナスは楓が家に入っていくのを確認してから自宅へ。

その後は桜の提案どおり、帰宅してすぐに風呂に入った。ちなみに稟とルビナスはいつもどおり一緒に。

 

明日に備えてと言うことで、土見家・芙蓉家共にその日は両親が早く寝ようと言うことになっていて、

稟達もそれに伴って早めに寝た。

 

稟はルビナスを抱きしめながらぬくぬくと。

楓は翌日からの稟とのお泊まり会に期待に胸を膨らませながら、時々くしゃみをしながら眠る。

 

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翌日、芙蓉家の前には二家が揃っていた。

荷物他諸々のものを全て確認して3人は残る組に他愛のない話をして行き、

一通り終わった後3人は出発する。

 

見送りを終えてから4人は芙蓉家に入って行き、稟達3人は楓の部屋で遊ぶ。

その日は、部屋にあるゲームやいろんなもので遊びとおして終わった。

 

そしてその翌日、楓が風邪を引いてしまった…

 

旅行出発前日からその兆しはあったが、大したことではないだろうと油断していたものが、

この時になって強くなってしまったのだ。

 

楓は本当に稟やルビナスが自分の傍にいてくれることを喜び大丈夫だと言い張るが、

身体はせきやくしゃみ、少量ではありながらも止まる事のない汗となって、風邪であることを隠せない。

 

朝起きたときからそんな調子の彼女を、稟とルビナスは付きっ切りで看病する。

励まされ、元気付けようとしてくれる二人が嬉しく、楓も笑顔で返す。

が…やはり風邪である事には変わらず、つらそうな表情は隠せない。

 

そんな三人のやり取りをドアの向こう側から感じた幹夫は不憫に思う。

せっかく楽しい時間になるはずであったのに…

 

そんなことを思っていると、旅行に行っていた3人から電話が掛かってくる。

 

明日の夕方ごろには家に着くことや土産を買ったことなどいろいろ話、

最後に今子供達はどのように過ごしているかを聞かれる。

それに対して、幹夫は…

 

 

 

 

 

 

 

その翌日…芙蓉家の電話から悲痛なことが告げられた…

 

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side.楓

 

周りには、黒い服を着た人たちでいっぱい…

 

親戚のおばあちゃん達も、お母さんと仲が良かった近所の人たちも…

 

稟くんの家で見せてもらったアルバムの写真で見たことがある人も…

 

私の手を引くお父さんも、その横にいる稟くんも…

 

こんなにたくさんの人がいるのに、どこにもいない…

 

稟くんのお父さん、稟くんのお母さん、それから…私のお母さん…

 

前にも後ろにも、右にも左にもいない…

 

3人の写真が飾ってあるのに3人ともいない…

 

「ねぇ、稟くん…お母さん、どこ?」

 

稟くんに聞いてみたけど、困ったように笑うだけで教えてくれない…

 

なんでだろう…もしかして、知ってってわざと教えてくれないのかな…

 

ちょっとひどいね、わたしはこんなに一生懸命さがしてるのに…

 

でも、稟くんはそんなことする人じゃないよね…

 

やっぱり、本当に知らないのかな…

 

「ねぇ、稟くん…」

 

もう一度聞こうとした私を、お父さんは怒ってた…

 

「楓…そこまでにしなさい。稟君だって必死に我慢しているんだ。お前も、受け入れなさい…」

 

お父さん?私何かいけないことしちゃったのかな?

 

「すまないね稟君…本当に私は…」

 

「ボクは全然平気だよ…ボクは、平気…」

 

お父さんも稟くんも、なんだか辛そうに話してた…今にでも泣きそうに…

 

いやだ。稟くんの泣いている所なんて見たくない。

 

「稟くん…どうしたの稟くん?…なんだか、悲しそう」

 

「ううん、なんでもない…なんでもないよ…」

 

なんでだろう。そういって笑ってる稟くんを見てたら、

 

さっき親戚の人が言っていたことを思い出しちゃった…

 

「さっきね…親戚のおばさんがお母さんは死んじゃったって言ってたの…

 ねぇ、稟くん…お母さん、いつ帰ってくるのかな……」

 

「大丈夫だよ…少し待っていればすぐ帰ってくるから…」

 

「そうだよね…お母さんが死んじゃったなんて嘘だよね?」

 

「本当だ」

 

お父さん…お父さん、なに言ってるの?

 

「いいかい、楓…お母さんは、交通事故で死んだんだ……もう二度と帰ってこないんだっ」

 

「………え………」

 

お母さんが死んだ?死んだってどういう意味だっけ?

 

お母さんが…死んだ。お母さんが死んだ。死んだ。

 

死んだ。死んだ。死んだ。死んだ。死んだ。死んだ。死んだ。死んだ。死んだ。死んだ。死んだ。死んだ。死んだ。死んだ。死んだ。死んだ。

 

「…うそ……だよね?」

 

涙が、止まらない…止められない…だって、そんなこと…

 

「お母さん…死んじゃった……?」

 

side.out

 

 

 

呟いた瞬間、受け入れたくはない現実を受け入れた瞬間、楓は意識を手放した…

 

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「先生!?楓は…楓は何とかならないんですか!?」

 

母親を失ったショックから点滴で栄養を摂取する状態になって数日、

楓の意識は未だに回復していなかった。

 

いろんな人が、特に幹夫・桜・稟とルビナスは毎日のように見舞いに訪れた。

が、楓の方は一向に変化がなかった。

 

親友と自分の妻に続いて、愛する娘までも失うことになるかもしれないと言う不安に駆られて、

幹夫は専属の医師に詰め寄った。

 

「お、落ち着いてください!…楓さんの容態ですが…身体的には何も問題はないんです」

 

「では…では何故、楓は目を覚まさないんですか!?」

 

「恐らく…本人が目覚めることを望んでいないのでしょう」

 

「楓が…」

 

「はい。彼女は今母親を失ったショックで現実を受け入れたくはないのでしょう…」

 

「そんな…なんとか、何とかならないんですか!!?」

 

「何か…きっかけがあればよいのですが…」

 

「……きっかけ?」

 

「はい。自分にとって大事な、支えとなっていた存在である母親。

 その代わりともなる何か…生きる目的・目標…これがあれば…」

 

「…生きる…目的……」

 

そう言われても、自分にとっての生きる目的の1つをつい最近失った自分にとって、

幹夫には残された楓を失いたくないという思いでいっぱいだった。

 

だが…この話を聞いていた少年、稟は違った…

 

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side.稟

 

病院にはペットは入れられないから、不安そうに、心配そうにボクを見るルビナスに心配ないという風に抱きしめてから、

ボクは楓が寝ている部屋に向かう。

 

部屋の前の椅子では幹夫おじさんが眠ってた。

紅葉おばさんたちが死んじゃってから、楓のことを心配して、家に帰らないで病院にいる。

 

でも…僕がこれからやろうとしてることで、幹夫おじさんも元気になるはずだ。

 

ボクは決心して部屋に入る。

 

そこには、点滴を腕につけてる楓が眠っている。

お父さんにお母さん、紅葉おばさんが死んじゃってから変わらない姿…

 

でも、もう大丈夫だ。

 

「楓、起きて。起きてよ、楓。」

 

話しかけたけど、楓は動かなかった。でも…多分聞こえてるはずだ…

 

「楓に、言っておかないといけないことがあるんだ…」

 

だからボクは言う。言わなくちゃいけない。

 

「紅葉おばさんが乗った車の事故は、本当は帰って来なくていいときに、無理に帰ろうとしたから起こったんだ…」

 

楓の生きる目的。その為に…楓が生きる目的を手に入れるための、嘘を…

 

「もしあの時、おばさんたちが帰ろうとしなければ、あの事故は起きなかったんだ」

 

多分これを聞いたら楓は怒る。もしかしたらもう友達でいられないかもしれない。

 

「あの時、紅葉おばさんを呼び寄せたのは…」

 

でも、それでも…

 

「ボクなんだ…」

 

ボクは楓に起きて欲しい。だから、

 

「ボクが、紅葉おばさんを……殺しちゃったんだ……」

 

楓の為にボクは嘘をつく。

 

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全部を言い終わった。楓は暫くそのままだった。

そのまま少し待っていたら、楓は…目を開いてくれた。

それからボクのほうを向いてくれた。でも…

 

「本当?」

 

その目はいつもの楓じゃなかった…

 

「いま言ったのって、ホントウ?」

 

ボクのことを稟としてじゃなくて、何か他のものを見ているような目。

 

「本当だよ」

 

ボクの言葉を聞いて、楓の目が、誰かを…目の前にいる人に怒って、憎んでいる目に変わっていく。

 

「ボクが紅葉おばさんたちを…ころっ!?」

 

言い切る前に、楓に飛び掛られた。

避けたりしたら、楓が怪我しちゃうと思ってそのまま受け止めた。

力を入れてなかったから、ボクは楓に乗られたまま床に叩きつけられた。

 

「だ、大丈夫たったかえっ!?」

 

怪我してないか心配だったから聞こうとしたけど出来なかった。

喋ることができなくなっていた。

楓に…首を絞められたから…

 

「あっ…が……」

 

首を絞められて言葉を喋れない…息も上手くできない…

楓にあんな目で見られて、振り払おうと思うことが出来ない…

 

でも、このままでいることは出来ない。

ボクは楓の腕を掴んで、首を絞めてる手を解いてすぐに離れる。

楓は床に手を着いて動かなかった。

ベッドに戻ったほうが良かったけど、今の僕じゃ触れない。

 

「ケホ、ゲホっ……ぼ、ボク幹夫おじさんたちを呼んでくるね…」

 

声を掛けたけど、楓は振り返ってもくれなかった…

 

でも…これで楓は元気になってくれる…

 

そう願いながら、僕は部屋を出て、その前の椅子で寝てるおじさんを起して楓のことを知らせる。

楓が起きたことを知ったおじさんは扉の音を思いっきり鳴らしながら部屋に入っていった。

 

良かった…これでおじさんも楓も桜も元気になれる…

 

side.out

 

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「ごめんねお父さん、心配させちゃって」

 

「全くだ。子供が大人を心配させようなんて、百年早いぞ」

 

「でも、本当に良かったよ。楓ちゃんがまた話せるようになって」

 

「うん。私もまた桜ちゃんと話せてすごく嬉しい」

 

病院に見舞いに来た親友桜と父親幹夫に、以前の笑顔を見せながら明るそうに会話している。

部屋の隅のほうで稟はその光景をみて安心していた。

数時間前まで、今楓が横になっているベッドの上でまるで人形のように何も起きなかった彼女が、

笑みを浮かべて話している。本当に安心していた。

 

だが…その笑みの先に自分はいない…

 

3人が話に夢中になっている隙に、稟は部屋を出て行く。

それに気付いたのは、彼のことを憎んでいる楓だけだった…

 

 

部屋を出た稟は、病院の玄関へと向かう。

そこには、ルビナスが待っていた。

 

ペット入院禁止であるために、外で待っていたルビナスは、

稟が出てくるのに気付いて嬉しそうに駆け寄るが、近づいた途端固まった。

 

昨日の夜から待っていて、今朝も桜が嬉しそうに病院に入っていくのを見た。

ということは、楓が目覚めたんだろう。

 

嬉しいはずなのに、喜ばしいはずなのに…稟の表情は喜んでいなかった…

 

心配そうに駆け寄ったルビナスに、稟は暗いながらも笑みを返す。

 

「…さ、帰ろうか。ルビナス…」

 

 

二人は無言で土見家まで歩いていった。

 

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鍵を開けて、今では住人が二人だけになってしまった家に入っていく。

 

いつもなら、靴を脱いでる所で稟の母親が出迎え、ルビナスの足の裏の泥などを拭き、

洗面所にいってうがい手洗いをして、その後はお菓子を食べたり楓や桜に電話したり…

 

だが、その日常を作り出す人は今はいない。

それを認識し、稟は靴を脱ぐこともしないで扉に寄りかかり、そのままズルズルとへたり込む。

 

ルビナスは何もしないで、ただ稟に寄り添った。

稟の悲しみを感じ取っていたが、はしゃいで元気付けることはしない。出来ない。

稟の両親を失った悲しみ、それは自分も感じているから。

病院で何があったかは知らないが、元気がない稟を安心させようと、ただ寄り添う。

 

やがて稟はルビナスを、両親を失った今でも変わらず自分の傍にいてくれる彼女を感じ、

もっと感じようとルビナスを抱きしめる。

 

「昨日の夜…今日になるのかな?…ちょっと分らないけど、まぁいっか…

 やっとね、楓が起きてくれたんだよ」

 

ぽつぽつと喋り出す。起きてくれたことは喜んでいるが、それ以外のことにそれ以上に悲しんでいることをルビナスは感じた。

 

「桜も幹夫おじさんも喜んでたよ…楓がおきてくれて、笑ってくれて…」

 

体を震わせながら、更に強い力でルビナスを抱きしめる。

 

「でもね…ボク楓に嘘ついちゃったから…楓怒ってたなぁ…」

 

震えも力も更に強くなる。

 

「楓は起きてくれたけど…やっぱり僕のこと嫌いになっちゃったよなぁ…」

 

必死に無理にでも笑顔を作ろうとするが、とてもできる状態ではなかった。

 

「これからも…楓は…ボクを怒るんだろうな…嫌いになるんだろうな…」

 

やがて、その瞳からは涙が流れ始める。

 

「でも…楓は生きてくれたんだよね。なら…我慢しなくちゃね…ボク我慢は…得意だから…」

 

 

大切な存在を失わずに死んだが、彼女の自分に向ける感情を思い涙する。

流れ落ちる涙を受けて、涙に込められた稟の楓への想いと、悲しみを感じ取ってルビナスも涙する。

 

そしてルビナスは決意する。

 

何があっても、自分は稟の味方であろうと、稟の家族であろうと…

かつて、故郷の森からも、自分の本当の両親からも離れ離れになってしまったとき、

彼が自分にしてくれたように…彼にとっての安らぎになろうと、温もりになろうと…

 

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第4話『稟の悲しみ』いかがでしたでしょうか?

 

この話…というかこの題名見て思う…ネーミングセンスがない!

 

今回の話からどんなタイトル付けしようか散々悩んだんですがこれしか…

 

もっと自分に力があればもっといいタイトルになったかもなのに…

 

まぁそれは、ともかく…

 

 

SHUFFLE!においては外せないこの話、この出来事があったからこそ未来、

 

つまりはゲーム本編の稟や楓が存在できるこの話。

 

原作と違う所は、稟が自分の弱さを見せる相手、ルビナスの存在があることですね。

 

他人のことを考え、想い、行動する彼が、迷惑をかけまいと気丈に振舞ってはいましたが、

 

ルビナスという、唯一残された家族という存在に、稟はどうしてもすがってしまったんです。

 

そして、稟に育てられたお陰で、他人の心に敏感になっている彼女は、

 

悲しみにくれる稟の心を感じ取る。

 

二人の想い合う気持ちから、お互いにとってかけがえのない存在になった瞬間ですね。

 

 

この関係がどうなっていくのか?近い未来の出会いがどう変わっていくのか?

 

それではこの辺で…また次回。

説明
さぁ!連休の始まりだ!!
テスト勉強の合間にこつこつと書いていった小説を連続投稿しちゃうぜぃ!!

てなわけで、SHUFFLE!SS4話目です
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コメント
稟の涙を知るルビナス・・・(泣)(偽黄金戦闘士)
確かにSHUFFLE!にこの話は欠かせない。原作では一人で泣いていたであろう稟にここではルビナスがいる、二人寄り添って泣いている、そこがまた悲しい。(乱)
タグ
SHUFFLE!  ルビナス  幹夫 紅葉  

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