東方天変陽 第五話・東方海O震 〜 Sea an orgasm. 1面(博麗霊夢)
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一面

 

 

博麗霊夢は、その日は炎天下にあえいでいた。

外見としては、何でもないようだが、かなりぐだぐだした様子だった。

その日の炎天下はどうにも納得がいかない冬真っ只中の事だった。

”だった”というのは、過去形だから、当然、今に物語は戻る。

 

霊夢「しかし、昼は暑かったわね。!!翼の影。」

 

変わらず神社にいる霊夢はその影を見て招かざる客だと、一瞬で気づいた。

その”博麗神社”と書かれた鳥居を飛んで超えたその天使は炎天使という。

 

ありか子「この神社を占領すれば、その巫女を従えられる様よ。」

 

と、宣戦布告を霊夢に投げる。

 

あ「いの一番に舞い降りた私はありか子。」

 

との華「第二に降りた私、との華」

 

U Mi「最後に、U Mi(うみ)」

 

霊「誰かしら、あなた達?」

 

その三人の天使は熱にやられた霊夢に対して名乗りを挙げた。

 

あ「その神社、もらい受けるよ。」

 

霊「この神社よね・・・・?」

 

と「その神社よ。」

 

霊「準備がないんだけど。この神社、占領されるの・・・?」

 

装備をしていない霊夢はショットが撃てない。

霊夢はその幣(ぬさ)を取りに戻らなければいけない。

 

その霊夢は逃走をはかる。

三人がそれぞれ一人が、休み休みついて来る。

一人を振り切れば、別の一人が・・・。

 

霊「まだついて来るの・・?」

 

霊「さあ、覚悟は良い・?」

 

無事、幣と札を手に入れた霊夢は反撃を神社内ではかる。

神社内が散らかってしまった。

が、神社内で勝利し、境内へと三人を押し戻す。

 

 

あ「この巫女、強いよ。」

 

と「私はもう帰るわよ。」

 

U「多分、攻め続ければ勝てる!」

 

霊「まだ、やるの?」

 

霊「それなら、私が勝てば、ボスの居場所を吐かないかしら?」

 

あ「勝てれば、ね。」

 

三人の内の一人は去っていった。

境内でのスペルカードバトルが始まった。

 

四枚のスペルカードが使われ、全てを霊夢が避けきる。

 

あ「この程度じゃ、博麗の巫女は倒れないのね・・・。」

 

U「もう・・・頭がおかしくなりそう・・・・・。」

 

霊「あと、もう一人ね。」

 

二人の内一人がバトルから抜ける。

上空でのスペルカードバトルが始まる。

三枚のスペルカードが使われ、全てを霊夢が避けきる。

 

 

あ「もうカードがないよ!?」

 

あ「まさか、巫女にやられるとは・・・。って二人がもういない?!」

 

霊「観念して、吐きなさいね。この博麗霊夢を狙ったのは誰に命令されたの?」

 

あ「空寝様だよ。」

 

霊「随分、話すのが早いのね・・・・・。」

 

この幻想郷において、博麗神社にわざわざ来て、スペルカードバトルを挑む者はいない。

新参者であると、霊夢は見抜いていた。

説明
幻想郷の東方。
そこにある草原郷が龍神様によって水没させられてしまった。
その水没した辺りを水源郷と賢者は定めた。
その水没して出来た海のような湖を界面湖と言う。
その界面湖と水源郷を巡る話。
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