東方天変陽 第五話・東方海O震 〜 Sea an orgasm. 4面(博麗霊夢)
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四面

 

 

浅瀬から湖の淵へ。

界面湖の淵(湖水が暗くなって水中の物が見えなくなる)へと移動した霊夢。

その暗い雰囲気につられて、ダークな服を着たアラサラウス(♀)が現れ出す。

 

時間をかけて、それらを一掃して霊夢はその先へと進む。

その風景はとてもではないが、風韻があるものではなかった。

その中で派手な服装の女性を見つけた。

 

霊夢「私の名前は、博麗霊夢。あなたは?」

 

軽く礼をして自己紹介をする霊夢。

 

変陽「私は変陽。名字はない。名前だけだよ。」

 

変陽は礼は返さないものの、自己紹介に応える。

 

霊「唐突にだけど、”空寝”は知っているかしら?」

 

変「私の友人だけど、空寝の部下にでも何か言われた?」

 

霊「天使みたいな人達に神社で攻撃を受けて、それで探しているの。」

 

変「天使・・・・炎天使の事ね。大丈夫、空寝は神様ではないから、普通に話しかけて大丈夫だから。」

 

霊「神様ではないの・・・?」

 

変「私は”変容”の妖怪、空寝は”空音”の妖怪、この水源郷のぬしの静玉が”青玉(サファイア)”の妖怪だよ。」

 

霊「そうなの。」

 

変「妖怪は死んだら、九〇龍神様(の四通目)にとられるから。だから、九〇龍神様がこの水源郷の界面湖を作られたよ。妖怪の死に場所、戦場として・・・・。」

 

霊「妖怪だったの。なら遠慮はいらないわね。」

 

変「もしかして、妖怪退治屋だったかな?」

 

霊「その通り。」

 

変陽の第一のスペルカードが発動する。

 

 

変陽の最期のスペルカードを霊夢が避けきる。

ボコボコになった変陽に霊夢は再び話しかける。

 

霊「ちょっと、やりすぎたかしら?まだ、話せる?」

 

変「もう、話す事は話したと思うよ、多分ね。」

 

霊「静玉についてなんだけど、その人何かしている人なの?」

 

変「水源郷のぬしが、その静玉だよ。」

 

霊「それはさっき聞いたわよ。」

 

変「何を聞きたいのかな?」

 

霊「水源郷ってまず何よ。」

 

変「えーっと、霊夢って言ったらあの霊夢だよね? 自分で広めたのではないの?」

 

霊「そうなの?」

 

変「まあ、いいか。水源郷は、この湖を含めた一帯だよ。」

 

霊「そうなの。」

 

変「他に質問はないなら、私はこの辺で。」

 

霊「逃げられちゃった・・・・。」

説明
幻想郷の東方。
そこにある草原郷が龍神様によって水没させられてしまった。
その水没した辺りを水源郷と賢者は定めた。
その水没して出来た海のような湖を界面湖と言う。
その界面湖と水源郷を巡る話。
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変陽 博麗霊夢 東方Project 東方 

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