真・恋姫無双〜子義と仲達〜2
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この作品は恋姫の二次創作です。

オリキャラ込みです。

初めてなので駄文です。

それを踏まえて読んでいただけると幸いです。

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第2話:孫呉の力、天武の力

一刀を華麗にKOした後俺は雪蓮にこの世界の話を聞いていた。

今雪蓮達は袁術というヤツの下で客将をしているらしい。

袁術は一言で言えばワガママ小娘。いずれ呉の独立のために倒すとのこと。

…○双でキャラになってないんやから大した武将じゃないんかな、小娘らしいし。

話をしていると、1人の女性が部屋に入ってきた。

?「北郷、彼の様子はどう…、雪蓮!あなたまた勝手に!」

雪蓮「あーん、ごめんってば冥琳。」

冥林と呼ばれた女性は深いため息を吐く。

冥林はこの人の真名か?…こっちは知的美人って感じやな〜。

?「まったく…。それで、北郷。やはり彼は天の者か?」

一刀「うん、そうみたい。本人も自分が‘天武’だって認めてくれたし。」

健「まぁ認めるというより納得やけどな、…俺は太史慈、字は子義。あなたは?」

周瑜「ああ、すまん。我が名は周瑜、字は公謹。…天の者なのに字を持つのだな?」

健「ああ、それは…」

さっきの話を大雑把に説明した。

流石に周瑜も俺が暗殺者って言うたら身構えたなぁ。

この世界の女性はおっかないわぁ…。

周瑜「…そうか、ならば私も太史慈として扱うことにする。…で、その力我らに貸してくれるのか?」

健「今その誓いを雪蓮にたてたとこですけど。」

周瑜「…真名を許したの?」

雪蓮「ええ、私に誓いをたててくれたしね。」

冥琳「…ならば、我が真名は冥琳だ。その天武、孫呉のために奮ってくれ。」

健「俺の真名は健。冥琳、俺の武を存分に使ってや。」

冥琳「ああ、よろしく頼む。健。」

俺と冥林は握手を交わした。

で、他の武将に会わせたいからついてきてほしいと言われたので部屋を出た。

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歩きながら…

雪蓮「そういえば健ってどれくらい強いの?」

健「んー、この世界での強さの基準が分からんからなぁ…。」

冥琳「では、あとで祭殿に手合わせをして貰え。あの方が孫呉では最強だからな。」

一刀「祭さんはホントに強いからなぁ…。あ、祭って言うのは黄蓋さんの真名ね。」

雪蓮「えー、私がしたいー!」

冥琳「あなたは駄目。」

こんな感じで談笑(?)しながら目的地の中庭まで移動していった。

中庭ではさらに2人の武将が待っていた。

しっかし、ここの武将はおっぱいお化けばっかしか…。

?「お、策殿。来なさったか。」

??「そちらの背の高い方が天武様ですか〜?」

雪蓮「ええ、彼がそうよ。健、自己紹介して。」

健「ん。名前は太史慈、字は子義、真名は健です。よろしくお願いします。」

?「真名までよいのか?」

健「まぁ、雪蓮に協力するって決めたしこれから仲間になる人間には信用してもらいたいんで。」

穏「私は陸遜、字は伯言、真名は穏です〜。よろしくおねがいします〜健さん。」

…この子のしゃべりはとろけそうやなぁ…。

健「そちらこそいいんですか?」

穏「雪蓮様もお許しなようですし〜、私も構いません〜。」

健「そか、よろしく穏。」

穏「はい〜。」

穏のとろける自己紹介が終わって、次はお隣のおっぱいお化け…、もとい女性の自己紹介。

祭「我が名は黄蓋、字は公覆、真名は祭じゃ。よろしくしてやろうぞ、健。」

祭さんね…、祭?

健「…あなたが祭さんか。」

祭「なんじゃ?」

健「いや、冥琳が『祭殿に手合わせしてもらえ』って言ってたんで。天武って言うてもこの世界でどれくらい通用するんか分からんのですわ。」

祭「ほう、わしと手合わせがしたいと申すか?」

健「そゆこと。」

祭「よかろう。…ふふっ、天武と手合わせとは血がたぎるのう。」

うわぁ…、戦闘狂かい…。

健「じゃ、じゃあすぐやる?」

祭「おう、準備するからちょっと待っとれ。」

健「じゃあ俺も…。一刀、俺の武器。」

一刀「あ…さっきの部屋に置いて来た…。」

健「KISS☆SUMMER−!!」

本日二発目のローリングソバット炸裂!

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一刀のお仕置きを終えた俺は走ってさっきの部屋に武器を取りに行ってきた。

余計な体力使わせんなや…。

戻ると既に祭さんが待っていた。

祭「遅いぞ、健!」

健「一刀に言うたってや。俺の武器預けてたのに無責任なヤツや…。」

一刀「だからごめんって…。」

冥琳「その辺にしておけ。…2人とも準備は良いか?」

…2人は頷き、お互いの武器を構えた。

祭「お主、その棒のような物でわしと戦うつもりか?」

健「これは仕込杖ってゆってな、パッと見棒やけど…。」

俺は言いながら武器を抜いた。

祭「…なるほど。しかしそれでも刀身が細すぎんか?」

健「それは戦えばわかるって。…じゃ雪蓮、よろしく。」

雪蓮「ええ、それじゃ…。」

一瞬で周囲の空気が冷たく張り詰める。

雪蓮「…始め!!」

そして一瞬で爆ぜた。

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ダッ

号令と共に俺は一気に間合いをつめようと試みる。

祭「それでは狙ってくれと言っておるようなものだ…ぞっ!」

それを祭さんは2本の矢を同時に放つことで止める。

…飛び道具なぁ、前の場所であんまええ思い出ないから苦手…、でもっ!

祭side

わしは幻でも見ておるのか?

健がわしの矢を紙一重で避けながらまっすぐに突っ込んできておる。

立ったまま避けるなら出来るヤツもおろうが飛んでくる矢に自分から向かいながら避ける者は初めて見た。

…ふっ、そうでなくてはな。

Side out

健「ほっ!…と。」

さっきから祭さんの矢をギリギリで避けながら間合いを縮めている。

俺は生まれつき動体視力がいいので矢が飛んでいく先さえ読めれば避けることは容易い。

しっかし、祭さんの攻撃鋭いなー。

でもまだ完全に本気って訳じゃじゃないっぽい。

…なら、本気出される前に仕留めるか。

この間合いなら十分や。

俺はスピードを一気に限界まで上げた。

そして祭さんの死角に潜り込み、逆刃にした剣を抜いた。

急にスピードを上げたので祭さんも反応が一瞬遅れる。

が、孫呉の宿将は伊達ではない。その状態から素早く迎撃を試みる。

そして…。

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ドゴォ

祭「っぐ!」

瞬間、祭さんが吹き飛んだ。

そして祭さんが立っていたところには、自分の剣を振りぬいている健がいた。

突然のことに雪蓮たちも驚いている。

俺は倒れている祭さんに駆け寄った。

健「祭さん大丈夫か?一応加減はしたけど…。」

祭「ああ…、大丈夫じゃ…。しかし、今のは…。」

健「あんま喋らん方がええ。加減していても急所突かれたわけやし。」

祭さんの肩を担ぎ、雪蓮達の所へ連れて行った。

雪蓮「祭!大丈夫!?」

祭「ああ、心配めさるな。…しかし、先ほど健の姿が完全に消えた。健、あれは何じゃ?」

健「俺の剣術の基本や。」

外部の情報の多くを視覚に頼っている人間。

俺の剣術は相手の死角に入り込み一撃で仕留めることを基本としている。

そのため、まずは相手の死角に入り込む事が必要。

あの時は祭さんがまだ完全に本気ではなかったから死角に入り込むことは割と容易だった。

だが祭さんも孫呉の宿将なんて呼ばれているから対応できないはずはない。

祭「ああ、確かにお主の言うとおり反応が遅れはしたが一瞬じゃ。」

冥琳「でも祭殿は攻撃を食らって吹き飛ばされた、…何故だ?」

健「そこは…、一刀なら(抜刀術)と言えば分かるんちゃうか?」

一刀「…ああ、なるほど。」

雪蓮「どういうこと?」

俺の剣術はその性質上、一撃必殺でないといけない。

そのため、とにかく素早い剣術が必要。

抜刀術は剣を鞘から抜き、そのまま相手を斬る剣術。

そのため一瞬の隙でもそれだけで仕留められる。

穏「つまり〜、一瞬の隙さえあれば勝負を決められたと〜?」

健「ま、最初は祭さんの力量見つつやったけどなー。強いから本気じゃないうちに勝負決めたろかと思って。元々は俺の武ってそういうモンやし。」

その言葉に祭さんは敏感に反応した。

祭「わしが油断していたせいで負けたとな…。ええい、健!次は始めから本気で勝負じゃ!」

健「いやだから安静にしときなさい!急所打たれてんやから。」

冥琳「…急所を狙ったのか?」

冥琳が少し怪訝な表情になる。

健「あーゴメン、俺の剣術の3つ目の基本なんや。」

仮に仕留めきれなかったとしても、急所を打たれたことで相手は相当の痛手を負う。

そのため影縫流では基本的に急所を狙う。

健「…先にここまで説明しとくべきやったな、ホンマごめん。」

祭「何を言っておる!さっきのはわしの油断が招いた結果じゃ!」

雪蓮「そうよ。それが健の武なんだったら何も謝ることはないわ。」

…暗殺剣などと呼ばれた自分の剣。

…ここの人はこんな力でも褒めてくれるんか。

なんか今まで褒めてくれることなかったから、照れくさいかな…。

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穏「でもそんな細い剣でよく祭様を吹き飛ばしましたね〜。」

健「この剣はうちに代々伝わる剣やからなー。」

剣の銘は「黒柩」。

暗殺に適するように携帯に困らない大きさであることを基本とし、なおかつ強度を落とさないように硬く、ただ硬くすることを目標とした剣。

そのため、この剣で十分な剣速があれば普通の武器は簡単に両断できてしまう。

雪蓮「健の武に最も適した武器ってことね。」

健「そゆこと。」

冥琳「しかし一撃必殺なら…、思春の方が相手にむいていたか?」

一刀「誰?」

雪蓮「甘寧と言ってね、今は別の所にいるけど…じきに会えるわよ。」

健「ふーん、じゃあ会ったときに手合わせ頼むかな?」

祭「その前にもう一度わしとやるんじゃぞ!」

健「はいはい…。」

祭さんが絡むのをいなしながら俺は生まれて初めて充実した気持ちになれた。

…やっぱ、この世界に来て良かったかな。

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おまけ

祭「…ところで穏よ。さっき暗にわしが重いという風に言っておらんかったか?」

穏「あ、あはは〜。まさかそんなわけ…。」

祭「…覚悟は出来ておるかの?」

健「えーい、怪我人が暴れんなー!」

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gatsuです。

あ、ありのまま起こったことを(ry

院試の勉強をしていたと思ったらいつの間にか第2話ができていた。

…いや、勉強はある程度しているんですがね。

なんか勉強中の方が文章浮かんできていつの間にか書いてる感じです。

実は現在第4話まで出来ていて現在推敲中です。

…ホントに勉強しろよ俺。

と言うわけでしばらくPC絶ちします。

落ち着いてから次UPします。

後、戦闘描写に関してアドバイスが切に欲しいです。

では。

 

説明
第2話です。
ってか勉強しろ俺。
……戦闘描写が全くといっていいほど出来ませんでした。
……もっと勉強せねば。
いや、院試のね。
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コメント
ブックマンさん>ありがとうございます!あと2日で院試なので、気合入れていきます!(gatsu)
紫皇院さん>ありがとうございます!まだまだ駄文ですが頑張っていくのでよろしくお願いします!(gatsu)
jackryさん>強いです!というか速いんです!(gatsu)
院試の勉強がんばってくださいね。それまで我慢します。(ブックマン)
更新楽しみに待ってます! ガンバッテクダサイね!!(紫皇院)
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