真・恋姫ガールズ&パンツァー 第六話
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アンツォ高校学園艦

 

 

ボコゥ「幾らイタリア人が作ったイタリア風の学校だからって此処までするか?」

 

 

この学園艦に来てからの第一印象が之である、イタリア本国の名所がギュっと詰め込まれておりイタリア以上にイタリアな学園艦と言う評価を前に聞いたことがある、ピッツァ(ピザ)を校章にする程に、それと

 

 

ボコゥ「こんにちわ、随分と賑やかだけどカーニバルでもあるの?」

女生徒「ん?ウチは何時もこんな感じっすよ?」

ボコゥ「それにしては随分と屋台が多い気がするんだが」

女生徒「ウチは貧乏っすからねぇ、それぞれの部活が屋台出して部費を稼いでいるんす」

ボコゥ「そこまで行くか」

 

 

学園艦で案内を依頼した女生徒に報酬の一部でジェラートを奢った所で聞いてみると逞しい返答が来たってなんで堂々と来ているんだって?だってヒッソリ潜入する理由が無いからな、こうして観光がてら情報収集も簡単に出来てしまう

案内をお願いした女生徒がやっている屋台でアンツォ名物の鉄板ナポリタンを堪能してる中、ふと聞いてみる

 

 

ボコゥ「そう言えばアンツォの戦車道で、秘密兵器が導入されるって?」

女生徒「あ”あ”ん?兄さん何処でそれを?」

ボコゥ「知人(自分)にタンケッテが好きな人が居てな、同じタンケッテを多く運用しているアンツォのファンらしくて、自分がこっち来るって言ったら教えてくれた」

女生徒「お〜!その人つうだねぇ!此処だけの話、一日三度のおやつを二度に減らして貯金してやっと買えたんすよ!重戦車のえ〜っと何て名前だったっけ?」

ボコゥ「イタリアの重戦車っていうと、もしかしてP40?」

女生徒「そうそう!それっす」

ボコゥ「マジっすか?」

女生徒「マジっすよ、どうしたんすか?」

ボコゥ「いや、P40ってレアな戦車よく購入出来たなって。出来れば撮影とか出来ないかな?アンツォの戦車と同じくらい知人(自分)が踊り出しそうな程好きなヤツだった筈だから」

女生徒「良いっすよ、丁度この後ドゥーチェが披露する予定っすから、本当は試合まで秘密っすけど兄さんウチに御金沢山卸してくれたしドゥーチェとカルパッチョも許してくれる筈っす」

ボコゥ「ありがとう、処でオススメのピッツァの屋台はあるかい?後お土産に持って帰りたいから料理を一通り包んでもらいたいな」

女生徒「よく食べるっすねぇ兄さん、ウチの連中は大喜びっすけど」

 

 

戦車道が始まる前に、ピッツァを食べに行く途中で屋台の纏めている人の所へ向かって女生徒の紹介で会わせてもらい、持ち帰れるように料理を用意してもらえるよう交渉してから、女生徒。その時ようやくお互いに自己紹介したのだが彼女はぺパロニと言うらしい、ぺパロニ(さん付けを止めてくれと言われた)に案内され美味いピッツァを出す店を何件か食べ歩いた、なお学園艦外にまで持ち出せる為の手間暇が掛かるので多めに料金を払うといきなりハグされて乳圧で窒息死しかけたのは死んで墓場まで持って行こう絶対にっ、杏会長にバレる訳にはいかない・・・・・・!

 

 

 

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金髪ストレート「全員、気を付けっ」

ツインテール「きっと奴らは言っている!ノリと勢いだけはある!調子に乗ると手強いヤツ等!」

 

女生徒達「「「お〜」」」

女生徒「アタシ達強いって!」

女生徒「照れるな〜♪」

女生徒「でも姐さんだけってなんすか?」

 

ツインテール「つまりはノリと勢いはあるがノリに乗れずに調子を崩せば砂の城を崩すより簡単な相手と言う事だ」

 

女生徒達「「「はぁ”〜!?」」」

女生徒「なんだとー?!」

女生徒「舐めやがってぇ!」

女生徒「言わせといていいんですか姐さん!」

女生徒「戦車でカチコミ行きましょうよ!」

 

金髪ストレート「皆落ち着いて、実際に言われたわけではないわ」

ぺパロニ「あくまでドゥーチェがアタシ達を見る他の連中が考えている事を冷静に分析しただけだ」

ドゥーチェ「そうだ、つまりは私の単なる想像だ」

 

女生徒達「「「はぁ〜、ビックリしたぁ」」」

 

ドゥーチェ「いいかお前達、根も葉もない噂に惑わされるんじゃないぞ。なんたって私達はあのマジノ女学院に勝ったんだからな」

 

女生徒達「「「おー!」」」

 

金髪ストレート「かなり苦戦しましたけど」

ぺパロニ「勝ちは勝だぜカルパッチョ」

ドゥーチェ「ノリと勢いは良い事もあれば悪い事もある・・・が、今は良い流れがウチに来ている、この調子でノリと勢いを二回戦へ持って行くぞ?なんたって次の対戦校にはアノ西住流が率いる大洗が相手だ!」

 

女生徒「うぇ〜あの西住流っすか?」

女生徒「マジっすか?勝てる気しないっすよ」

女生徒「つかウチの戦車で装甲抜ける?」

 

ドゥーチェ「案ずるな、心配する事は無い!・・・・・・いや、ちょっとはしろ?」

カルパッチョ「大丈夫よみんな、相手は黒森峰みたいにドイツ戦車だらけじゃないから、セモヴェンテで充分撃破出来るわ、そうよね?ボコゥくん」

ボコゥ「肯定ですカルパッチョ先輩、自分の知人(本人)が大洗に居るんで情報は確かです、38t・四号D型・M3リー・八九式・三突、そしてL3ccに改装されたカーデン・ロイドの六両、殆どが中・軽戦車が主力です、どの車両もセモさんで撃破可能ですし。相手(自分)のタンケッテに至ってはアンツォのCV33の機銃でも十分撃破可能です」

 

女生徒達「「「おぉ〜!」」」

 

ドゥーチェ「っと客人が言う様に気楽にとはいかないが大げさに騒ぐ程では無い、なんたってウチには三度のおやつを減らしてまでコツコツ御金を貯めてやっと秘密兵器が買えたんだからな!」

 

女生徒達「「「おおーっ!」」」

 

ドゥーチェ「そう!つまりは今大会に間に合った秘密兵器と諸君等のノリと勢いに。ほんのちょっと考えるお頭があれば悲願のベスト4じゃないっ、優勝も夢では無い!そう!聞いて驚け!見て驚け!これこそが我がアンツォの秘密兵器d・・・!」

 

 

キ〜ン♪コ〜ン♪カ〜ン♪コォ〜ン♪

 

放送『学食限定ランチ販売開始だー!早い者勝ちだぞぉー!』

 

女生徒達「「「GO☆HA☆N♪GO☆HA☆N♪」」」

 

ズドドドドドドドドド・・・・・・!

 

 

ドゥーチェ「・・・・・・・」

ボコゥ「・・・・・・御苦労なさっていますね」

ドゥーチェ「いや、自分に正直な子が多いのがこの学園艦の良い所だからな、あの子達は良い子達だし苦労はしてない・・・よ?」

ボコゥ「そうですか」

ドゥーチェ「ああ、それよりぺパロニ。とりあえずシート外してくれ。ボコゥも好きなだけ撮影して行ってくれ」

ボコゥ「ありがたい」

カルパッチョ「いえいえ、こちらも情報や沢山のお料理を注文していただきましたから」

 

 

この後、P40を滅茶苦茶撮影させてもらい、コロッセオでタンケッテレースに参加させてもらい暴れすぎてウチに来いと勧誘され断ったりアンツォを一通り満喫した自分は帰りに隊長のドゥーチェアンチョビに副隊長のぺパロニにカルパッチョさん、大量注文した事もあってか出店の生徒達に見送られアンツォの学園艦を後にした

 

 

 

 

 

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大洗女子学園。生徒会室にて

 

 

杏「へぇ、チョビ子頑張ってるんだねぇ。うまうま」

河島「それよりも貴様!何故こちらの情報まで懇切丁寧に漏らしてくれた?!」

 

ボコゥ「調べれば簡単に解かる事だ、それに相手はサンダース他上位常連校じゃないんだ、こちらだけが情報を貰うのはアンフェアが過ぎる」

 

河島「貴様ぁ!我々が文字通り背水の陣!負けたら終わりなのを知っていて」

杏「小山ぁ〜」

小山「は〜い、モモちゃんどうどう」

河島「モモちゃん言うな!」

 

ボコゥ「情報は既に西住達に渡してある、今頃優花里殿を連れてカバの所へP40の資料探しに行っているだろう」

 

杏「ん?なんでカバさん所なの?」

 

ボコゥ「戦車の歴史は世界の歴史だからな」

 

杏「そう言う物か〜、うまうま」

 

ボコゥ「二人の分も取って置けよ?」

 

 

自分は戻って来ると共に生徒会へ報告に向かう為、西住達あんこうチームにお土産の配達とP40に関する資料をもっと集める為に探して貰っている

仲間内で知っていると思われる候補筆頭が歴女チームとこカバさん達である

 

 

ボコゥ「相手のフラッグ車はまずP40で確定でしょうね」

杏「だよねぇ〜。どんな訓練をするのかな?」

ボコゥ「今後は機材に支障が出ない限り普通の無線機に戻して四号をP40に見立てて三突による狙撃訓練は絶対として、後は各チームが互いにセモヴェンテやCV33に見立てた訓練だな。今しばらくは干芋でも食ってろ」

杏「はぁ〜い♪」

河島「あいつぅ〜!会長に向かってなんという口の聞き方を!?」

小山「ももちゃん落ち着いて」

河島「ももちゃん言うな!」

 

 

生徒会への報告後、自宅に帰った自分は、みほと情報交換と今後の訓練内容についてサンダース戦前に配布した端末でやり取りし大まかに纏めた後はまた明日から学校と戦車道があるので早目に切り上げて貰い。伯爵の様子を軽く見てから風呂に入り早目の夕食(アンツォ作)を食べて眠りに就いた

 

 

戦車が見つかったり授業を受けたり戦車道で訓練したりと職場とは別の充実感を得る中、体感的に時間が速く流れて行き、あっという間に次の試合。アンツォ戦の日を迎えた

 

 

 

 

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試合会場にて各チームが最終確認を取っていると

 

 

ドゥーチェ「た〜のも〜!」

杏「お〜久しぶりぃチョビ子」

ドゥーチェ「チョビ子と呼ぶな!私はドゥーチェアンチョビだ!」

河島「で、何の様だ?安斎」

ドゥーチェ「ア・ン・チョ・ビ・DA!試合前に挨拶にな・・・・・ん?」

ボコゥ「ん?おやドゥーチェにカルパッチョさん」

ドゥーチェ「・・・えええええええええ!?なんでお前が此処に居るんだ!?」

ボコゥ「自分も出るからですよ、それと料理美味かったです、皆に好評でしたよ」

ドゥーチェ「そうだろうそうだろう♪・・・・・・じゃっないっ!」

カルパッチョ「まぁまぁ落ち着いてくださいドゥーチェ」

ドゥーチェ「うぉっほん!、それで大洗の隊長は?」

 

西住「えっと私です」

ドゥーチェ「よろしくな、私達は相手が西住流でも島田流が相手でも負けないじゃなかった勝つっ!」

西住「西住みほです、よろしくお願いします」

 

 

両チームの隊長が挨拶を交わしている中

 

 

カルパッチョ「タカちゃん!」

カエサル「ヒナちゃん!」

 

 

おりょう「たかちゃんって誰の事ぜよよよっ?」

左衛門佐「もちつけおりょう、カエサルの事・・・・・なのだろうな見た所」

エルヴィン「何時もとキャラが違う」

ボコゥ「キャラとか言っちゃったよ砂漠のキツネさん」

カルパッチョ「それじゃぁねタカちゃん♪ボコゥくんも試合じゃよろしくね」

 

 

っと言う事があった後の試合の流れを説明しよう、ん?描写しないのかって?私にそんな技術は無い!無理やり書けば書くほど駄作を量産する、それが私だ!!!

ボコゥ『なら何故書いた?』

書きたいからだ!それ以外に書く理由が必要か!?

ボコゥ『開き直りやがったよこの駄神』

アサシン『コホン、それでは今回は二人で実況風に伝えようか』

ボコゥ『ついに本編にまで来やがったよコイツ。はぁ、承知した。試合開始直後はサンダースの時同様自分達ボコゥ班こと、ボコゥ・アヒル・ウサギの三チームで先行して偵察に行ったんだが要となる二つの要所は既にアンツォに抑えられてて驚いた』

アサシン『マカロニ作戦ですね』

ボコゥ『ああ、ウサギチームが見られたかもって言っていたが砲撃どころか機銃一発撃たずエンジン音もしないって所で丁度隊長から通信が来てな、そこで風景と影に違和感を感じて試しに自分が一発ゾロターンをぶっ放してみたら』

アサシン『精巧に描かれていた看板だったと』

ボコゥ『そう言うことだ。ウサギチームにも撃たせてみたら案の定、ただ原作の時の様にレギュレーション違反の数は置いてなかった』

アサシン『カルパッチョさんかドゥーチェアンチョビが対処したのでしょうか?』

ボコゥ『知らない、作中の自分はその後ウサギとアヒルと一緒に強行偵察に行った所でアンツォのタンケッテ。カルロ・ヴェローチェのほぼ全車両に囲まれてな、特に自分は同じ豆タンク乗りって事で半数近くを単騎で相手する事に成ってしまってCV33を四両撃破した所で八九式とM3リーが相手していた二両に体当たりを喰らってな?流石に走行中敵味方入り乱れる戦闘で注意力が少しばかり散漫になって岩に天盤からぶつかって撃破判定を受けて案の定気絶』

アサシン『良く気絶するなぁ』

ボコゥ『少しづつだが耐性が付いて来た、御蔭で気絶してから試合が終わる前には目が覚めた』

アサシン『まず気絶しない様対策を取った方がいいんじゃ』

ボコゥ『まぁそこは本編の自分がやっている、自分が気絶した後アヒルとウサギがタンケッテ部隊を撃破し森林にてP40とW号が接敵、ぺパロニはドゥーチェと共に四号と走行間射撃、カバが一両のセモヴェンテと一騎打ち、もう一両のセモヴェンテは八九式とM3リーが接敵し試合終了一杯まで善戦』

アサシン『生徒会チームは?』

ボコゥ『ガッチガチの迷彩を施して会長は干芋食ってたって』

アサシン『マジで食ってたんだ』

ボコゥ『モリゾウ状態の車内でな、っで最後は戦況不利を装ったW号を追い駆けたP40と最初から同行していたぺパロニは追撃、W号を見失った所で後ろからセモヴェンテを撃破したアヒルとウサギが後ろから強襲して隊長が試合中に目星をつけたポイントへ追い込んで五十鈴先輩の精密砲撃(狙撃)で一発撃破判定』

アサシン『説明だけでもそこそこ書きましたねぇ』

ボコゥ『そしてそれだけの現場を描写出来ないのが貴様だぁああああああああああああああ!』

アサシン『生まれて来てごめんなさい!』

ボコゥ『土へと返したいところだがそれはファフナーな外史を想像出来る方々に任せよう。以上がアンツォ高との試合の流れだ』

アサシン『ソ・コ・ニ・イ・マ・ス・カ?・・・・・・ハッ?!では本編へ戻りましょう』

 

 

自分が目覚めた時に見聞きしたのは伯爵の開いた天盤と試合終了のアナウンスだった

 

 

ボコゥ「・・・また気絶オチかよ、はぁ・・・ん?無線か、『こちらボコゥ』」

ドゥーチェ「『おい大丈夫かボコゥ!怪我は無いか!?』」

ボコゥ「『落ち着けドゥーチェ、衝撃で気絶しただけだ、掠り傷一つ無い』」

ドゥーチェ「『よかったぁ〜試合後の持て成しに大洗を誘ったんだがお前が居なかったら聞いて見れば意識を失っているって聞いて肝を冷やしたぞ?』」

ボコゥ「『それでこの通信か、心配かけてスマンな、処でその持て成し、鉄板ナポリタンは出るか?』」

ドゥーチェ「『ああっ、ぺパロニから聞いたお前が御執心になったピッツァもあるぞ』」

ボコゥ「『直ぐに向かおう』」

 

 

この後、アンツォ流の持て成しを受け、美味い食事を滅茶苦茶食べた、特に佳利奈達数名が目と口から艦砲クラスのウーマーイーゾー!と言う雄たけびが上がり極一部を除いて皆が真似して喰った端からカラオケが如くカロリーを消費しまた食べると言うサイクルをアンツォの物資が尽きるまでやるのだった・・・それと何で蝶野さん達まで混ざっているんですか?あとダージリンさんもペコさん巻き込んじゃダメでしょう?

 

 

 

 

 

 

いざ、パンツァー・フォ!

 

説明
ドゥーチェ!ドゥーチェ!ドゥーチェ!
ドゥーチェ!ドゥーチェ!チョビ子!
『今、チョビ子って言ったのは誰だぁ!?』

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コメント
mokiti1976-2010さんへ、アサシン『戦車道に関わる即ち女子だらけですから』ボコゥ「確かに戦車道に関わる男って連盟とかお役所の人達以外だと整備士の親父くらいしか見た事無いな」(アサシン)
未奈兎さんへ、アサシン『駄作者ですいません(土△下座)』ボコゥ「何故にっ!?」(アサシン)
ボコゥさんに婚約者が本当に存在するのかと思う位、次から次に周りに女性が増えていくような気が…。(mokiti1976-2010)
誤字が多くて報告が難しい(´・ω・`) 一刀さん偵察中の出来事許嫁さんに一報入れます?(未奈兎)
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