恋姫無双異聞録〜閑話11〜 |
呂刀「さて、これからどうするか」
反董卓連合が解散して数ヶ月、領地に戻る予定だったのだが洛陽の治安もあったので、洛陽のほうにしばらく滞在する事になった袁紹軍 そして、冀州に戻ってからの動向をどうするかを話し合っていた 袁紹軍の国力は大陸でも上位になっている 今この大陸で、力を持っているのは袁紹軍・曹操軍・孫策軍・劉備軍の四つ ただ、その中でも袁紹軍は軍事では、狂骨と刑天を筆頭に優れている上に内政でも呂刀が活躍しているので、無茶な遠征などをしなければ十分他の国と渡り合える力を持っている
狂骨「こちらから無理に仕掛けることはないと思うぞ」
桂花「まあ、迎撃を続けていれば天下統一できそうな感じよね・・・」
そういって、振り返ると武官と文官のバランスが取れている袁紹軍 さらに言えば、チートが三人ほど居る
猪々子「あたしらの出番は少ないよな〜」
つーか、ぶっちゃけ狂骨たちが居れば、天下統一は一日で済みそうな気がする
麗羽「とりあえず、現状維持ということでいいのではないですか?」
麗羽のその一声により、冀州に戻ってからの方針はこちらから戦闘を仕掛けることはせずに、内政を固める事に決定した
―――Side 魏―――
華琳「じゃあ、袁紹軍はまだ洛陽に居るのね?」
凪「はい 洛陽の後始末をしているのでまだしばらく冀州に戻るのは無理だと思われます」
華琳「なら・・・今のうちに冀州を落とすわ」
秋蘭「華琳様・・・」
華琳は連合が解散し、いち早く領地に戻り軍を立て直し「魏」を立ち上げた そして、未だ領地に戻らない袁紹軍の本拠地である冀州を奪う事に決めた
華琳「私らしくないけど、あの兵器は危険だからね・・・」
華琳は、水関や虎牢関で見た狂骨の兵器に恐ろしさを感じた あれほどの兵器を開発できる力 さらに、虎牢関では量産できて一般兵士でも扱えるような台詞を叫んでいた それは脅威以外の何者でもない まともにぶつかれば自軍の被害は計り知れない なら、例え自分らしくないやり方だがこの方法を取るしかない
華琳「春蘭!今すぐ冀州を落とす準備をしなさい!」
春蘭「御意!」
そして、魏は冀州に侵攻し冀州をその手におさめた
―――Side 洛陽―――
雛里「大変です!冀州が魏に落とされたとの報告が!」
麗羽「本当ですの!?」
呂刀「・・・まさか、ここまで早いやり方をするとは」
数日後、洛陽に滞在していた袁紹軍に「魏が冀州に侵攻 征服をした」との報告が入ってきた 幸い、洛陽の治安も安定してきてすでに以前の活気を取り戻していたので、ここを領地にする事も可能だった
呂刀「仕方ない とにかく、冀州が落とされたことは事実・・・麗羽、ここに新たな国を建てる」
麗羽「新たな国・・・ですか?」
呂刀「ああ・・・俺たちの新たな国だ」
―――Side 魏―――
冀州を落とした魏は、新たに稟と風を戦力として加えて次の標的を幽州に定めていた しかし、秋蘭がある情報を持ってきた
華琳「袁紹が洛陽に新たな国を立ち上げた?」
秋蘭「はっ!名は―――」
―――Side 呉―――
雪蓮「袁紹が・・・国を?」
呉では、連合が解散した後、袁術と張勲が失踪したらしく南陽が混乱しているその隙を狙い、残っていた袁術軍を掃討し正式に袁術軍より独立した そして、それにより起こった混乱の火消しをしていると洛陽に袁紹が新たな国を作り上げたという情報が入った
冥琳「ええ・・・名前は『天(あまつ)』だそうよ」
雪蓮「天・・・おそらく実権は呂刀が持っているんでしょうね」
冥琳「多分そうでしょう 悪いけど袁紹は国を統べる器ではないわ」
雪蓮「とにかく、今は内政に力を入れましょう 曹操がこっちに近づいてきていることだしね」
―――Side 幽州―――
桃香「え!?袁紹さんが国を!?しかも、曹操さんが冀州を取っちゃったの!?」
朱里「はい!ど、どうしましょう!?」
愛紗「とにかく、曹操への対策を考えなければ」
・・・幽州は結構ピンチ
―――Side 天―――
狂骨「さて、国も出来た事だ・・・次はどうするんだ?」
ここは、天の首都洛陽にある城の一室 部屋の中では、狂骨・刑天・呂刀の三人が酒を飲みながら今後の動きを相談していた
刑天「土台は出来た・・・行くのか?」
呂刀「ああ まずは、蜀を取る 蜀は、劉璋が暗君のために国力が弱っている そこで、有能な武将・・・ま、桔梗あたりかな?そこらへんに、使者を送って蜀を手中に治める」
蜀を手中に治める事で、桔梗と焔耶だけでなく紫苑も引き入れる事ができるのだ
狂骨「しかし、紫苑が蜀に居たとは・・・ま、焔耶も張沙に居たという説もあるから不思議ではないか」
呂刀「そう言うこと・・・ま、やり口は汚いと思うけど、五胡も動き始めた事だし時間があまりないからね」
刑天「じゃあ、桔梗のところへの使者は俺が務めよう これでも、腹芸は得意なんでな」
呂刀「OK・・・じゃあ、明日向かってくれるか?」
刑天「分かった」
そして、呂刀はもう一つの策を考えてみた
呂刀「狂骨には、西涼の方を警戒して欲しい」
狂骨「翠たちが逃げてくるかもしれないから、か?」
呂刀「ああ」
あまり接点を持つことが出来なかったが、袁紹軍の善政は西涼にも知られていると思う 華琳が、西涼を攻めたときにこちらを頼ってくる可能性もないわけではない その時に、うまく戦力を取り込みたいとの思いがあった
狂骨「分かった その時は、うまく取り込むさ」
呂刀「よし 今日はこのくらいでいいかな?」
そして、翌日から天は本格的に行動を開始した 天下をその手に治めるために
「妄想〜もしかしたら、次回作になるかも〜」
魔化魎―――それは、人を襲う異形の者
「これは・・・野槌!?」
「轟鬼君!下がれ!」
鬼―――それは、己の肉体を限界まで鍛え上げたものが変身する事ができる姿
「暁鬼さん!」
「暁鬼が・・・飲み込まれた?」
「暁鬼を飲み込んだ野槌だが・・・伝承には、その体内は異界へと繋がっているとある」
そして、鬼は恋姫たちと出会う
「ここは・・・」
「あなたは誰?」
「俺は・・・鬼だ」
鬼が降り立った事で、少しずつ姿を変える外史
「馬鹿な!あれは・・・コダマ!?」
「助けてくれ・・・暁鬼・・・」
「やってやる・・・鬼を・・・暁鬼を舐めるな!」
そして、鬼は異世界で愛するものを見つける
「私は・・・お前が好きだ」
「・・・俺は・・・」
これは、外史に降り立った一人の鬼の物語
恋姫無双異伝〜外史の鬼〜
「舞台裏」
狂骨「まあ、今回はつなぎのようだから細かい事は言わないが・・・最後なんだ?」
刑天「仮面ライダー響鬼とのクロスらしいが・・・」
実は、久しぶりに平成のDVDを見たら主観で一番混ぜても違和感がないんじゃ・・・と思ったしだいでして・・・
呂刀「というか、お前 結構、『恋姫無双異聞録』の展開に悩んでいるだろう?」
確かに、悩んではいるけど完結はさせます させてから書いてみたいな〜と思っていたんだけど・・・息抜きがてらに予告をかいてみました
狂骨「設定結構変えそうだな」
刑天「とにかく、こっちを早く完結させろ」
了解です
呂刀「こんな作者ですが、今後ともお願いします」
説明 | ||
閑話の11ですw やっと、パソコンを起動できた・・・ 大学が始まってしまった・・・orz |
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コメント | ||
響鬼はあまりわかりませんね。(ブックマン) リアルG様:誤字訂正しました すっかり、逆に考えていました^^;(鴉丸) 雪音紗輝様:まだ、決定でないですが、そのときはお願いしますw(鴉丸) クォーツ様:ですね・・・洛陽の復興作業をしていたのでそこまで困らなかったようですw(鴉丸) キラ・リョウ様:決定したらかいてみようと思います^^(鴉丸) 袁術がいるのは淮南だから 冀州の南皮じゃなくて 淮南の女南か寿春 あとは荊州の南陽が本拠地といえる場所だのぅ(リアルG) 響鬼は、個人的に気に入ってるライダーなので期待してます(笑)(雪音紗輝) まさか、本拠が落ちるとは・・でも、単に本拠地が変わっただけで困る事って無いんだよな・・・。 P.Sライダーか・・・自分は余り、好きでは無いので出来れば自重して欲しいが決定ならば否は無いと言った所でしょうか・・・ 次作期待(クォーツ) 響鬼は私も見てたので、ちょっとみてみたいかもw(キラ・リョウ) pukochi様:まだ、本格的に書くとは決めていないので^^; もし書くことになっても、知らない人にも分かるように書きたいと思いますw(鴉丸) よーぜふ様:週末が待ち遠しいですね^^;(鴉丸) jackry様:そ、それに・・・狂骨たちもゲスト参戦させるから・・・イヤー(鴉丸) munimuni様:同士ハケーン!(鴉丸) 仮面ライダー響鬼とのクロスらしいが・・・スイマセンご免なさいそれ自体、知らない読者もいますので、タグがかわる様なことは辛いです。(pukochi) 自分も明日から大学です・・・せっかくのTINAMI日和が・・・お互いがんばりましょうw(よーぜふ) |
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