真・恋姫この双子に爆焔を!U 第三話 |
突如、走り鷹鳶に強襲された俺達は奴等を全て撃滅した事に護衛に雇われた冒険者達や同行している人達に大変感謝された・・・何と言うマッチポンプだろう。案の定カズマは謝礼を受け取らず辞退した、ただ俺はタダ働きは御免被る故。討伐した走り鷹鳶を貰い受けた、骨肉の一欠けらから羽根一枚残らず使える物は頂いた。ウチはバニルが来てくれてもまだまだ金銭的余裕は皆無なのだ!
焚き木を中心に周囲を荷馬車などで囲んだ即席バリケードの中で軽く宴が開かれている中
カズマ「・・・・・」カンカンカンカン
かずぴー「・・・・・」シャリシャリシャリシャリ
俺とカズマは武具の整備と製作をしていた。カズマは爆裂した場所まで引きずったバカの所々凹んでいる鎧を。俺は丁度いい矢羽が手に入ったので今回の戦闘で出た屑鉄を貰い鏃を作り研いでいる所だ
カズマ「ん〜やり辛い」スリスリ
かずぴー「確かに」コツコツ
現状俺達の作業風景が何故かスッゴク注目されている
近くにはカズマはクルセイダーとめぐみん、俺はゆんゆんと御猫様。そして遠巻きに同業者や商隊、他アルカンレティアまで一緒に行く子供達を筆頭に乗客の方々。何が面白いのだろうか?
中級派生形魔法で作った即席の工房道具達を使い、残りの屑鉄も即席炉へと投入しコレから作るモノに不要な物は取り除き。必要な物を少量投入してしばらく、いい感じに混ざり合った所で取り出す
かずぴー「まぁ使い捨てには丁度良い品質かな」
取り出したインゴットを伸ばし複数個に別け、魔力を込めて鉄鎚を打ちつける
熱が冷めない内に叩き続ける事約一分前後、柄が殆ど無い投擲用のナイフが出来上がった。この作業の仕上げにと用意していた液体に漬け冷やす間に次ぎのナイフの製作を素早く行う
そうして出来上がったのは三十本程の柄が殆ど無い妙なナイフの出来上がりである。冷えた順に取り出し拭い研ぐ。最後の仕上げに菱形の中心にある窪みに鎚を打ち終えた後に用意しといた小さなガラス玉を填め込み出来上がりだ
出来上がったそれらをこれまた端材として提供された木片と革に、微妙に余った鉄を使いナイフ用のベルトを拵え納める、が流石に三十本分は納められないので半数以上は余った布を巻いて置く
かずぴー「ふぅ、終わった・・・何でお前まで俺を見ている」
カズマ「いや〜本物の魔法使いの作業風景に感動した、それよかそんなにナイフ作ってどうするんだ?」
かずぴー「売る為に決まってるじゃないか、偶然にも実演販売みたいな状況だしな」
ゆんゆん「ねぇかずぴー、さっき鎚を振るってる時に魔力込めてたけど、それにハメた玉に使い捨てって」
かずぴー「実際一回ポッキリの使い捨てのナイフだよ、効果はコレから付与する初級魔法の属性に寄るがな」
めぐみん「兄さん兄さん。どんな機能が備わっているかお値段とかそこの所詳しく」
かずぴー「魔力を込めれば火・水・氷・土・風それぞれが刀身に現れて擬似的な魔法剣化。ただし十秒と持たず自壊するからモンスターとかにブン投げたり刺したりして後は各種属性魔法の爆発でダメージを与える、刺さったり刺したりしたら三秒後に爆発するが効果範囲は・・・この出来栄えだと本体から大体直径一メートル前後って所だろう。値段は殆どただだから・・・・・一本当たり千エリスって所か」
護衛の冒険者・商隊の人達『『『『『買ったぁ!』』』』』
かずぴー「カズマ、オークション形式で後頼む、報酬は売上総額の三割。俺は寝る」
カズマ「任せろ」イケメンボイス
賑やかな声を背に、御猫様と婚約者と割り当てられた寝床に就く。店長?アクシズに捕まっt・・・一緒に宴会芸を楽しんでいるようだ
かずぴー「・・・・・なんだ?」
顔のすぐ横に御猫様、腕の中には恋人を抱きしめて寝ていた俺は里に居た頃に身体に叩き込んだ感覚に目が覚め一人と一匹を起こさない様に気を付けカズマの所へ向かうう
かずぴー「起きているかカズマ?」
カズマ「ふぁ〜どうしたんだカズ?」
かずぴー「囲まれている」
カズマ「っ!どれくらいいる?」
かずぴー「概算で約百前後って所だ、生気を感じ取れない。十中八九アンデット系だ、囲まれる原因に心当たりは?」
カズマ「うちの駄女神」
かずぴー「良く分かった」
アクシズ教徒の生態、もとい特徴の一つ。アンデットに集られるそれが女神本人だったからか、其処ら辺で成仏できない連中が集まって来たと言うことか・・・不味い!
かずぴー「アクシズのが起きる前に撃滅する。来てくれ」
カズマ「いやいや此処は護衛の冒険者達と一緒に撃退するなり原因のバカの浄化魔法で一掃出来るだろう?」
かずぴー「その無差別攻撃の対象にうちの店主もバッチリ入ってるんだよっ!武具とアイテムは心配するな!むしろテスト運用として色を付けて払う!」
カズマ「よしわかった夜が明ける前に撃滅しよう」
他の人達に、特にアクシズや護衛の冒険者達に気が付かれ無い様に。対アンデット用マジックアイテム亡者の篝火で包囲していたアンデットの中でも定番のゾンビたちをバリケードの外へ飛び出し離れた場所へ誘導しつつ。俺が渡した使い捨てアイテム、聖水を霧状に散布する矢をイケメンボイス付きの狙撃で狙い撃ちまくりつつ迎撃に程よいポイントについてから交代で矢を射続ける事一時間ほどで。暗闇でゾンビを直視する事無く撃滅に成功した・・・何でこんなに気苦労しなければならないんだろうそれに幾らアクシズ御本人とは言えアンデット多過ぎだろう?・・・あ”、そう言えば墓地で魂達を浄化していたウィズのリッチーの力に反応して増える感じで無限ループしてたな・・・・・忘れよう
夜中のゾンビ殲滅戦は幸いにも誰にも気づかれず次の日を迎えられ。遂に、遂にまたもや来てしまった。アクシズ教の総本山、水と温泉の都。アルカンレティアへ
めぐみん「ぴゃぁああああああああ!!?」
ゆんゆん「あわわわわ!?かずぴー!めぐみんがっ」
かずぴー「ああ、ヤッパリこうなるか」
また来てしまったアルカンレティアには、アクシズ教徒達から洗礼の集中砲火を受けている・・・・・我が妹が
何故かって?以前ここを訪れて発つ時に、次またこの街に来たらポケット中のポケット、物を入れられる範囲全てにアクシズ教への入信書をギッシリと詰めて差し上げよう!っと宣言していた事を有言実行していらっしゃる
因みにアクシズの女神も一緒だったのだが本拠地の方へ既に吶喊して行った。とりあえず妹を恋人と共に救助し一端宿へと帰った。なおカズマはクルセイダーと一緒に街に出ている・・・・・強く生きろよ、此処はエリス教徒を毛嫌いする攻撃的なアクシズ教徒の巣窟だ。つまり、駄目女騎士にとっての楽園なのだ
宿に戻った俺達は男女に別れ温泉を堪能した、なお。入信を迫った野郎共には石鹸を差し上げた、食べても大丈夫なんでしょう?なら問題無いよね?ね?
え?混浴?絶対に行かないと前もって言って置いたからそちらは誰も居ないだろう
気持ちいいですか?ウォルバクさん
なぁ〜ぉ♪
夕方頃
かずぴー「ふぅ〜、サッパリした。この街は食事や温泉は良いんだけどなぁ」
ちょむすけ「にゃぁ〜ん」
カズマ「ゲハァ〜・・・・・」
かずぴー「おかえりカズマ、駄女神と駄騎士の相手お疲れさん」
カズマ「代わってくれねぇか?」
かずぴー「断る」
カズマ「だよなぁ〜、はぁ」
かずぴー「喜べカズマ、此処の温泉・・・混浴だぞ?」
カズマ「ひとっ風呂行って来る」
この時、アクシズ教徒の迎撃や妹達の相手をしていて注意力が落ちていた。忘れていたのだ
此処はアクシズ教徒の都、即ち、女神アクアの信者達の都。ならば御神体御本人である彼女が何もしなかった。または何かを嗅ぎつけるであろう事を
俺は翌日カズマのパーティーと共に行動すると言う意味を今一度知る事と成った、アクアとその信者達の都を、不倶戴天の敵であり。このパーティーでは異常なエンカウント率を誇るヤツ等との接敵を
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未奈兎さんへ、かずぴー「そうなんだよ、それなのに如何して俺の親父は高性能高額過ぎて廃棄するレベルの欠陥アイテムバッカリ量産するんだ!?」アサシン『冒険者でなくても欲しい物ですね。いざと言う時の為に』(アサシン) モンスターがはびこるこの世界で便利アイテムは死活問題だからね、即席便利アイテムが安かったら誰だって食いつくわ(未奈兎) |
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