新ビーストテイマー・ナタ104
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アークはナタをアカデミーの門前まで送りました。お別れのキスをしようとするとナタに拒まれます。

 

「みんなが見てるところではダメ…」

 

「リリスも人前でイチャつくのは嫌がってました」

 

「家に帰ったら、いくらでもしていいから…」

 

「お帰りになる時間に、お迎えに上がります」

 

「授業日数が足らなくなると卒業できないし、授業なんか聞かなくても成績は良いのだけど、学校に来るのが面倒だわ…」

 

「ナターシャ様は講師よりも知識は上だと思われます」

 

「そうなのよね…。講師が間違った事教えてる時に、ちょっと指摘したら嫌われちゃって、それ以来、間違ってても知らん顔してるけど…」

 

「ナターシャ様が講師になられると良さそうです」

 

「レポートの評価は一番上の優しか取ったことないし、テストの結果もいつも上位よ?」

 

「流石、ナターシャ様です」

 

「はぁ…。なんで学校なんか行かなきゃならないの?早く大人になりたい」

 

「あと二年の辛抱ですね…」

 

「周りの人が全部、馬鹿に見えるの」

 

「ナターシャ様の頭が良すぎるのですよ」

 

「おじさんやアークみたいな頭の切れる男子がいれば、通うのが楽しくなるのに…」

 

「そんな男子がいたら逆に心配になります…」

 

「浮気なんかしないから安心して?私、こう見えても一途なの」

 

「ええ、わかっております」

 

…つづく

説明
書き残してしまったことを書きたくて考えた本編の続き第104話です。
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