新ビーストテイマー・ナタ141
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ゲイザーが占い師ミケーラを召喚すると、浅黒い肌をした黒髪ロングストレートの女性が現れました。

 

「私に何か用ですか?勇者ゲイザー」

 

「ええ、ミケーラさん。まずは私の家族の紹介を…。妻のフラウと娘のナターシャです」

 

「初めまして、フラウ、ナターシャ」

 

「は、初めまして!こんな綺麗な方がゲイザー様の使い魔だったなんて、知りませんでした」

 

「このお姉さん、魔力がめちゃくちゃ高いし、どうやって仲間にしたの?おじさん」

 

「ははは、ちょっと色々とあってね」

 

「ところで、私を呼び出した理由は何です?」

 

「ミケーラさんはラミアの鱗について何かご存知でしょうか?」

 

「ラミアの鱗ですか。それなら魔界にあるようですね」

 

「魔界と言うと…地獄の事でしょうか?」

 

「ええ、天界は上空に魔界は地下にあります」

 

「どうすれば、ラミアの鱗を手に入れられるでしょうか?」

 

「魔界に行く為には魔族の力が必要になりますね」

 

「魔族のジョルジュなら行けるかなぁ?」

 

「そうですね、ケルベロスならば魔界の入り口を見つけられるでしょう」

 

「父上からジョルジュを借りてくるか…」

 

「ラミアは魔族ですので、くれぐれも注意してください。魅了の術を使うそうです」

 

「魅了の術は私にも解き方がわからないから、かかったら大変だよー」

 

「ありがとうございます。さっそく探しに行って見ますよ」

 

…つづく

説明
書き残してしまったことを書きたくて考えた本編の続き第141話です。
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