それほど改造して | 次 |
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懐かしの作品だすな〜。妄想設定がやっと完了しましたが、完全なジコマン設定ですわ。暇な人も見ないほうが良いです。何せ4000字近く行ってるし・・・。読んじゃダメ !ゼッタイ!! 本機:レガツィン・オブ・ネプチューンについて ソブレロをベースに大胆な仕様変更を行った、高速狙撃・地域制圧特化型NEXT。現在1機のみ運用(部品供給用として、予備機2機存在が認められている。) 開発の背景 開発ベースとなった機体のソブレロは、元々機動・運動性重視・飛行特化型の試験機として設計・開発されていた。 そのため、開発のベクトルが共通な場合、新たに一から設計を起こすよりも効率よく開発を進めることがみこまれた。実際、機体のプラットフォームも冗長性のある仕様になっていた。あらゆる機動試験を想定していた様子である。 前述のとおり「ソブレロ」はあくまでAMS試験機としての性格が濃く、ベクトルとしては機動性・反応性・運動性「のみ」の特化機とされていた。 AMS被験者の操作能力追随性へ特化していたため、それ以外の能力は最低限、もしくは想定外としていた。機体を構成していた主要部材も、上記の特化仕様として設計・開発をされたもので、結果非常に独特・特殊な仕様になっている。 整備性、稼働率、生残性、汎用性、耐久性、長時間作戦能力、戦闘継続能力、移送性、運用柔軟性等々・・・、本来兵器として外せない要件は、「試験に必要な能力」のみ保持され、バックアップ体制もそれに準じていた。 データ取得としての実践参加も、作戦成功率は考慮されず「試験の目的に合致・試験データの回収率」のみとしていた。そのためスポンサーや斡旋元のユニオンからの信頼は低く、あくまで作戦効率が低いミッションに、サポート機として斡旋・紹介される程度だった。(勿論アスピナ機関はあまり問題にしていなかったが) とはいえ、低い作戦成功率(被験者の生残性・試験継続能力・データ回収率低下)=開発効率の低下は、予測値を超えていたため、早急に改善・対策を講じる必要に迫られていた。(※被験者の生命軽視はアスピナ機関ではめずらしく無い。ACのレイブン崩れの「傭兵という名の浪人」は、まだまだ多数いるため。「在庫」はいくらでもいる・・・。) 以上の事情が土台となり、かつ以下の事情により検討が加えられ、本機「レガツィン・オブ・ネプチューン」が生まれることとなった。 @:開発依頼先のスポンサー(オーメル等・・・)に満足のいく結果を、安定して期日内に提出する必要。(良好な関係性の維持=安定した売り上げ) ?:検証しやすい結果を出し、他の開発研究機関よりも、アスピナ機関の存在意義と有用性をスポンサーに売り込む。(受注率の安定・予算の確保の目論) B:丁度スポンサーより、特殊な運用ができる機体の開発依頼が複数届いていた。その内の1つに既存機ソブレロを流用・追加開発することで、要求仕様を満たす目途がついていた。(要求への速やかな実現。=開発コストの削減と速やかな受注費の回収) 要求された仕様は ・長時間の飛行能力を持ち、かつVOBに頼らない、競合領域への作戦展開能力を有すること。 ・飛行可能時間は、既存の遠距離爆撃機と同程度以上とすること。 ・巡航速度は音速を超えること。(支援要請を受けてからの、作戦領域への即応性を最優先としたい) ・安定した火力支援を行え、かつ超遠距離〜中距離での運用を行えるようにする。 ・精密射撃と面制圧双方を、一定レベルで行えるようにすること。換装による特化運用ではなく、同時装備・運用とし、火器管制も同時に可能とすること。 ・平均的なNEXT機を、一撃で破壊できる能力を有すること。 ・NEXTもしくはそれに比肩ずる脅威から、生残できる能力を持つことが望ましい。 これらが主な仕様だった。本来ならばあり得ない厳しい要求ではあったが、幸運なことに特殊な超大型MT用に開発していた「レールガン」の仕様変更品を流用、開発目途が立ったことと、クレイドル防衛用に開発していた、長時間運用可能なガンシップ等の飛行技術流用の実現により、極めて短期間で一次開発機体がロールアウトできた。良くも悪くも、アスピナ機関としての底力が発揮された例といえる。 OSの熟成や細かい機体の修正・変更はこれからだが、試験機としての運用は既に始まっていて、2度ほど実戦を経験している。(消耗部品以外は全く損耗等の被害を受けていない) 開発依頼スポンサーも、要求性能に準じた、かつ想定している地域の交戦規程に適した機体が、想定外に熟成が進んでいる結果に満足し、追加予算を検討し始めている。 ・主要火器(超遠距離攻撃用)レールガン(サーマルガン技術併用型) 有効射程900000m 初速9000m/sec 口径90mm 自走弾 アモルファス加工(タングステン・セラミック・ナノチューブカーボン等の複合)及び冷間鍛造による重金属鋼芯弾。APFSDSHEともいえる弾。 発射後の弾エネルギーを低下をできる限り防ぐため、弾体にはコジマゼリーが塗布及び弾後端からロケット推進を行い乱流を制御し、有効射程と弾着精度を高めている。NEXT等の強靭な機体を一撃で確実に葬るため、貫通後内部榴弾が作動、爆発する構造になっている。(有効射程内で着弾すれば、コア以外でもほぼ速度エネルギーのみで、コジマ粒子展開済みNEXTの爆散を確認されている。) 10発/1丁 リロード時間1発/30sec(発射時の衝撃を相殺させるため、真逆方向に同エネルギーを放出させている) ・副火器(中距離制圧用) NEXT用に再設計された、元ノーマルAC用ガトリングカノン。コジマ技術を流用し、発射速度と射程距離を大幅に上げている。これは本火器運用後は現場で破棄される可能性が高いため、情報漏洩を防ぐ意味からも「枯れた技術」を組み合わせたためである。 ・コア ソブレロのフレームを流用。コジマ粒子の展開密度とベクトルを柔軟にコントロールできる仕様に改良している。これにより高速巡航時の空気抵抗をコジマ粒子により削減したり、中距離支援時に防御力を向上できるようになっている。(とわいえ、元々が紙のような装甲なため、あまり期待できない。) 機体全体にも空気抵抗削減のため、コジマゼリー状の特殊塗料が7重にコーティングされ、かつ耐熱性も考慮されたものとなっている。本機映像は長時間運用後の影響で、表面の耐熱コーティング、およびコジマゼリー塗膜の劣化、剥離がみられている。 ・椀部 大気を利用した通常の航空機と同様の飛行能力を得ることで、飛行時の消費エネルギーを大幅に低下させている。それにより競合地域が広範囲の場合でも、作戦領域に到着後直ちに火力支援活動を開始できるようになっている。 必要に応じて分離廃棄可能。 ・脚部 歩行能力は最低限のまま、さらに簡略化させている。AMBAC制御及びランディングギア程、エネルギーバンカー等の役割となっている。 エネルギーバンカーとAMBAC制御用に、腰後端に尻尾上の追加ユニットを装着している。(必要に応じて分離廃棄可能) ・頭部 広い競合地域を管轄としていることから、広域偵察機としての性格も求められている上に、元々の超遠距離〜中距離の戦闘にも対応するため、火器管制バックアップとして自立型AI内蔵のセンサーユニットが追加頭部として設置されている。(主に超遠距離狙撃や戦域の予測・分析。) 状況によってはこのユニットのみ回収される。 |
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