東方寵児項 〜 The dragon maid page. 〜天津帝国〜 博麗霊夢6 |
博麗神社。
この神社は、参拝客が少ないが、今日は珍しく参拝客が来ていた。
彼女の名は栫 蓮力(かこい れんか)。
栫家の現当主。
そこに博麗神社の巫女、博麗霊夢が戻ってきた。
「お帰りなさい。博麗の巫女。」
「なんで、あなたがこの神社にいるの?」
「神社詣(まい)りよ。」
「あなたの神社でも詣れば? 何だっけ。」
「過案神社よ。なぜ、博麗神社にお詣りに来たかって? 口直しよ。」
「何?」
「外の世界に行って来たんだけれど、そこで非道い冒涜を見ちゃったから。」
「外の世界って、確か特定の悪魔じゃないと行けないんじゃなかったっけ? 雨樋に聞いた所によると。」
「私は悪魔の子だから、通れるみたい。とある創作物は、これはアンチユダヤ教ね。
天使を悪魔化しているのよ。使徒と称して。
顕著なものになると、七大天使のレミエルを、これはラミエルの別名ね。そのラミエルをダイヤ型の悪魔にしているのよ。」
「ユダヤ教って唯一の神を崇めている宗教の事ね。聞いた事はあるけれど、私には関係ない事だから。」
「知らなかったの?」
「何?」
「神道の神ってユダヤ教・キリスト教・イスラム教における聖霊なのよ。天照大御神が大聖霊ね。」
「えっ???」
「”聖杯戦争”なんてものも非道かったわ。」
「聖杯?」
「アンチキリスト教ね。聖杯が云々で争って、何の反省もなしに聖杯を得て終わりよ。聖杯は邪悪なものとして処理されたみたいね。意味不明だわ。」
「そう。聖杯っていうのは良くわからないけれど、外の世界では色々な事が起こっているみたいね。」
「まあ、創作物の中の事なんだけれどね。」
「ところで、神社詣りに来るのは良いけれど、ここ、あなたの敵の陣地なのよ。」
「バイト・アル・シャヰターン。”敵対者”は私の味方にある時点で、霊夢はすでに敗れている事を知る事ね。」
「小難しい事はもう良いわ。弾幕勝負といきましょう。」
「ぶっちゃけたわね。」
〜いつもの弾幕シーン〜
「この悪魔の子である私が・・・・。人間如きに。」
「あなたは悪魔の子だったのね。ちょっとしょぼいわね。」
「話すら聞いていないお馬鹿に負けるなんて・・・。」
「お馬鹿? 私は頭が良い方よ?」
「弾幕勝負で言えば、霊夢の方が頭が良いのかも知れないけれど。」
「何?」
「もう良いわ。栫家に帰る。」
「あっさりしているわね。」
「元々、参拝の為に来ていたし、過案神社の方も心配だし。」
「そう、じゃあ帰りなさい。」
「またね、霊夢。」
「何か言った?」
「寂しい巫女ね。」
説明 | ||
栫家と新家、二つの家が天津(あまつ)帝国を名乗った。 代々、両家は過案神社を中心に過去には人間を含めた幻想郷全体に暴虐を働いていた。 (妖怪の山が閉鎖的なのはそういった事情からである。(二次創作)) 今では、人間の里とは商売関係にあり、妖怪に対して暴虐を働いている。 霊夢はそんな事情から、この両家の人間達を懲らしめに動くのだった。 ・・・巫女ってそんな職業だっけ。 |
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