左利きの魔剣士【解説2】
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主人公のジンよりも存在感ありすぎる医者のクレス。主人公の存在感が薄すぎてヤバいなぁ。ヒロインはクレスにメロメロだし…。ビーストテイマー・ナタより前に書いていた作品でしたが、初めてネットに掲載したのはビーストテイマー・ナタですが、左利きの魔剣士は初めて赤の他人にメールで送って読ませた作品だった。

 

ジンは高校生男子っぽくしようと思って、無理して一生懸命、馬鹿っぽく書いたつもりでしたが、作者の思考とかけ離れてる馬鹿さ加減なので書くのがしんどい。クレスは作者の思考に近いので、台詞がスラスラ書けます。危険な盗賊団のアジトにヒロインを無理やり連れて行くとか、私ならば絶対やらない馬鹿さ加減ですよ。

 

しかも馬鹿な癖に頭の良いクレスを罵ってますよね。これもそこら辺にいる馬鹿な男子高校生を参考に書いてました。私のめっちゃ嫌いなタイプの男子です。だから主人公なのに扱いが酷いのかも?ヒロインもジンの事は全く恋愛対象として見ていません。この手の馬鹿な男子がモテる低俗な漫画も嫌い。

 

その手の漫画にハマってる頭悪い男はルリみたいなタイプは嫌いだと思います。ルリは女性読者の方に人気がありましたね。レイプされて傷付いてるのに、泣き喚きもせずに主人公の世話を焼いてるなんて、良い女だって評価されてました。やりたいだけの馬鹿な男には受けない。

 

ルリが良い女だと見抜けるのは、クレスみたいに頭の切れる男性だけでしょうね。ジンは胸の大きさしか見てないし、ルリがめちゃくちゃ美人なので好きなだけだったりする。それでもやはりジンは私のキャラクターなので、脳筋タイプにしては頭が良い方です。もっと馬鹿な男を書きたいけど難しい…。

 

シナリオの先生からも私の書く主人公は頭が良すぎるので、もっと馬鹿な男にしなさいって何度も言われてました。世の中の男性は馬鹿な奴が多いので、そいつらに合わせて馬鹿な奴にした方が共感を持たれるらしい。でも私の書いた頭の切れる主人公は意外と男性受けするけど。

 

多分ジンよりもクレスの方が男性読者に受けそう。これから新キャラでまたおじさんが出て来ます。ネタバレしてしまうと、この後、ゲイザーそっくりな剣士がジンの仲間になるので。左利きの魔剣士ではおじさんは脇役でしたが、ビーストテイマー・ナタではおじさんが主役でした。カッコ良いおじさんを書くのが好きです。

 

ちなみにリアルの知り合いが編集に持ち込んだのはジンが旅に出るところまでなので、妖精のルリが窓から飛び立って追いかけて行くシーンで終了。編集の人からは、何が言いたいのかわからない…とこき下ろされたと言ってました。

 

キャラクターの個性もなくて、魅力が感じられない…と言われたそうです。おそらくルリの個性がなくなっていたからでしょう。私の書くヒロインは個性が強過ぎて、気に入らなかったらしく、大幅に改変されていたんです。私のイメージしてるヒロインと違うなぁと思いました。

 

多分シナリオの先生に読ませたら、ルリが良いと言われそう。先生の好みのタイプのツンデレヒロインですからね。私のヒロインの設定で書き直してもう一度応募するとか言ってたけど、どうなったのかは聞いてないので知らない…。

 

シナリオの先生は卒業後も連絡して来たらええと言ってましたが、前に使ってたスマホが壊れた際に先生の連絡先も消えてしまった…。当時のヲタク友達の連絡先も消えてしまったけど、向こうから連絡くれたらわかるのに来ないね。

 

まあ連絡して来ないのはその程度の友達なのでどうでも良いと割り切ってます。私が芥川賞受賞したら連絡して来そうな予感はしますが、芥川賞は個人情報晒されるので絶対に応募しません。芥川賞作家の津村記久子の受賞作で主人公が喘息の発作で倒れるシーンあるけどあれ読んで、うわぁー!自分と似てる…とか思ってた。

 

1月7日に飴を5袋も買って来たのに、もう3袋も舐め尽くしてしまったよ。クレスが子供を診察してるシーンは、この前診てもらった医者の台詞を参考に書いてた。何しろこれを書いてた当時はまだ10代でしたので、細部までは覚えてなくて、クレスの台詞もかなり追加されてます。

 

大まかなストーリーの流れは覚えてますが、盗賊団の通り名も忘れてしまってて、赤い何だっけ?みたいな感じで、もう盗賊団は兄弟だから紅い兄弟で良いやって投げやりな決め方してました。赤いだったか紅いだったかも記憶が曖昧だけど、紅いのような気がしてこれに決めた。

 

私はこれ以外にもたくさんの作品を書いて来たので、気が向いたら復刻版を載せるかもしれません。新作は投稿用になるので載せませんけどね。ただし過去の作品の方が個人的には面白いなと思ってます。独特の世界観があるし、キャラクターが濃いです。新作はキャラクターが薄いし、世界観もごく普通な感じがしてますね。

 

前に書いてた時はクレスの台詞はもっと少なくて、ルリが生きてる頃の回想シーンはありませんでした。今の私ならこう書くなぁとか思って追加したんだけど、回想シーンが長過ぎるのでやめた方が良かったかも…。ルリがフラれた理由を書いておこうかな?と思って。当時もこのシーンは考えてたけど、書かずにスルーした。

 

て言うか、これが私の10代の頃の思考です。クレスは私が10代の頃に生み出されたキャラクターでしたし、当時からクレスはこう言う喋り方でした。むしろジンの思考の方が私には難解すぎて無理です。普通の男子高校生はこんな思考なのかな?とか思いながら頑張って書いてた。

 

シナリオクラスの生徒が書いてた作品を読ませてもらったんですが、卒業前に読んだけど卒業する少し前に喘息発症して、私は最後の授業に出られなくて、授業料は前払いなんですが、1回分損したと言ったら、あと1回新入生と授業受けて良いと言われて、その時に会った新入生の方が気が合いそうだった。

 

なんかあそこの専門学校のシステムでは授業出られなかった日は、あとで授業受けられるシステムだったと卒業間際に知らされて、無理して通ってたのに…とか思いました。授業料高いから行かないと!って思ってたから。話が脱線したけど卒業生の書いてた作品を読んだ感想の話をしようと思っていた。

 

ヤル気のない男子高校生がやたらとモテる話でしたが、片想いの幼馴染が事故で死んでしまって幽霊になって主人公に取り憑いてるって言う作品だった。でもツッコミどころが満載なんです。主人公とヒロインが仲良過ぎる。普通、年頃の男子高校生が四六時中、好きな女の子の幽霊に付き纒われたらストレス溜まりませんか?

 

朝起きたら幽霊がいて、その後、学校行く時も付き纏ってます。ヒロインの妹が学園一の美少女なので、ファンクラブまであるのに、なぜか主人公にメロメロ。主人公は勉強が出来るわけでもなく部活もしてないし、ただ家に帰ってゲームばかりしてます。私から見て主人公にモテる要素は全くないです。

 

勉強が出来るまたは部活頑張ってる男子ならモテますが、家でゲームばかりしてる男子はほぼ確実にモテないと断言します。ああ、またこの妄想系ハーレムモノか…と思いましたが、冥界の番人と言うロリ系美少女が出て来て、面白い設定だなとか思っていたのも束の間、オチが最悪で納得いかなかった。

 

ヒロインの魂が冥界の門に吸い込まれて、幽霊を連れ帰ろうとしてるんですが、その際に主人公とヒロインは同じ青いオーラだから引き合うと冥界の番人から言われます。赤いオーラだと引き合わないから絶対に見つからないとか言ってた。私はこの人とは逆の発想でいつも書いていて、主人公は青いオーラだけどヒロインは赤いオーラにすると思う。

 

それで冥界の番人の台詞で、全く違う色なのに引き合うなんてあり得ない!とか私なら言わせますね。その方がドラマティックじゃないですか?同じ色じゃなきゃ絶対に仲良くならないって発想がなんか嫌でした。しかもヒロインは成仏せず、ヒロインの妹とゴールインってのも、なんか御都合主義過ぎて気に入らないオチだ。

 

自分さえ幸せなら他の人は不幸でも良いんですか?とツッコミたくなりました。私ならヒロインは成仏させてあげますね。生まれ変わって主人公の子供として生まれてくる的な展開とか、なんか他に方法あるやん?ヒロインの幽霊とは仲良くしつつ妹と付き合ってハッピーエンドって納得がいきませんね。

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どんどん長くなってゆく解説コーナー。
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