B-10A "スパ
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説明
七転ホールディングスの子会社、フェア・ナナコロビ社が開発した無人の小型攻撃機。
旧歴の名機と酷似した外見については、関係者曰く「偶然。むしろあっちがパクった。」と強気な発言をしている。

全長:180cm
重量:40kg

機首先端に装備されているのは"リヴェンジャー"と呼ばれる毒針。
目標に急降下して突き刺し、毒を注入。免疫系・神経系に作用し標的を内部から破壊する。
その他、太陽光発電装置とイオンジェット(ブラックボックスとされている
)により燃料補給なしで飛び続けることができる。

関係者が誇張する「高性能AI」を搭載し、自動で対象を攻撃。また、機体各所に設置された監視カメラにより常時監視を行う。これにより、戦闘で流す血が減り、平和な世の中が訪れることを誰しも疑わなかった。世界各国は本機を大量に採用。戦場のみならず、防犯目的で都市部へも積極的に導入された。


しかし、やっぱり、高性能AIが全人類に牙をむいた。


機体を一括管理しているデータサーバ(win2008)が故障し、制御が消失。
一般市民を攻撃対象をみなし、大量の無人機が空から降って来る事態に。
事態の収集は不可能と見た七転関係者は一夜にして会社をたたみ国外へ逃亡。
親会社の七転ホールディングスは「当社とは関係ない」の一点張りである。

今なお逃げ惑う人々、騒ぎに乗じた窃盗・暴動、多発するテロ、自動生産され続けるB-10A・・・

世界は混迷を極めていた。
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