聖ビーストテイマー・ナタ56 |
アーク夫妻の家にローラとジュリーがやって来ました。謹慎中のルークがドアを開けます。ローラが遊びに来るのは初めてだったので、ルークは驚きました。
「どうしたの?急に…」
「ルークの事が心配で様子を見に来たの」
「ゲイザーおじさまも心配してたわよ?」
「あなたが学校で問題を起こすようになったのって、多分私が原因みたいだから責任感じちゃって…」
「えっ、ローラのせいじゃないよ?全部僕が悪いんだ。お父さんの言い付けを守らなくて…」
「どうしたらルークが元の体に戻るのかミケーラさんに聞いてきたの」
「ふーん、ミケーラさんはなんて言ったの?」
「真実の愛の力が必要なんだって…」
「真実の愛?何それ…」
「それをジュリーに教えてもらおうと思って、今日は付いて来てもらったんだ」
ジュリーはルークの腕に絡み付いて整った胸を押し当てました。
「どう、何か感じる?」
「えっ、別に…何も?」
「じゃあ次はローラが同じ事してみて?」
「私が?どうしてそんな事を…」
「ルーク君の反応を見てみたいの。腕に絡み付くだけよ?」
ジュリーに言われた通り、ローラがルークの腕に絡み付きます。ローラの胸が腕に当たって、ルークは顔が真っ赤になってしまいました。ジュリーは確信して頷きます。
「思った通りだわ。ルーク君はローラにしか反応しないの」
「体が女の子になってるから、前ほど変じゃないけど、反応って何が違うの?」
「ローラがルーク君にキスしてみたら元に戻るかも?」
…つづく
説明 | ||
一応、新シリーズだけど本編の第3部・第56話。 | ||
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