聖ビーストテイマー・ナタ60 |
謹慎が解けてルークが登校すると、校門でジュリーが話しかけて来ました。ローラも隣にいます。
「会いたかったわ。ルーク」
「ジュリーと仲良くしてるとローラに嫌われてしまうから」
「そんな事で嫌ったりしないよ?むしろジュリーと仲良くしなかったら嫌いになるかも」
「ううっ…!僕にどうしろって言うんだよ?」
いつもの席に座ると、男子に取り囲まれます。
「お前の父親があのレコードの回収してるらしいな?プレミアが付いて五千ジェニーのレコードが五万ジェニーになってるよ」
「マジかよ?俺、没収されちまって、またレコード屋探してるのに、全然見つからなくて…」
「学校に持って来るから悪いんだよ?バーカ」
「俺は毎晩あのジャケット眺めて楽しんでる」
「あまり聞きたくないけど、どんな風に楽しんでるんだ?」
「ん?ルークが惚れ薬で俺に惚れちまった設定で妄想してたよ」
「最悪な妄想だな…。気持ち悪くなってきた」
「妄想では大人しく言う事聞くんだけどなぁ」
「俺の妄想のルークは気が強くて、電撃でビリビリさせられるけど?」
「あの電撃は別の意味で気持ち良かったな!」
「僕が男だって知ってるのに、そんな妄想して楽しいのか?変態どもめ!」
「変態は褒め言葉だよ?今の台詞で今夜は楽しめそうだ…」
「中身男でも体は女だしなぁ。性転換魔法ってあっちの具合も本物そっくりなんだろ?」
「ううっ…、もう嫌だ!こんな生活耐えられないよ?」
…つづく
説明 | ||
一応、新シリーズだけど本編の第3部・第60話。 | ||
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