真・恋姫無双 〜混沌奏夜譚〜 第3話
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    真・恋姫無双 〜混沌奏夜譚〜 

 

 

 

 

        第3話〜孫呉と真名と決闘と

 

 

黒夜「え〜っと、孫堅さん…」

 

 

芙蓉「あっ、私のことは芙蓉でいいわよ。貴方の事も真名で呼んでるし。」

 

 

祭「芙蓉殿…まぁいい。わしの事は祭と呼べ。」

 

 

黒夜「芙蓉さんに祭さんですね…ってそうじゃなくてどこに向かってるんですか?」

 

 

芙蓉「ああ、君主の間よ。皆に合わせないと。」

 

 

彼女は何処かわくわくした様な声で言った。それだけならいいが俺は悪寒がとまらない。

 

 

確実に厄介なことになるだろう…

 

 

芙蓉「さぁついたわよ。みんな集まってるみたいね。」

 

 

???「母様、その男は一体誰なのですか?」

 

 

???「そうね。私も気になるわ。」

 

 

ピンクの髪をした美女が2人と…と言うかここにはやっぱりあの筋肉達磨の言った通り美女しかいな

 

いようだ

 

 

ちなみにあいつも自分自身が絶世の美女だと言っていたが俺は断じて認める気はない。

 

 

芙蓉「ほらほら。ボーっとしてないで自己紹介しなさい。」

 

 

黒夜「あっはい!俺は姓を項、名を羽、字が十夜と申します。」

 

 

孫策「私は孫策伯符よ。よろしくね。」

 

 

孫権「私は孫権仲謀だ・・・」

 

 

甘寧「甘寧興覇だ・・・(ジーッ」

 

 

なにやら孫権さんとその御付の人っぽいのにはそうとう睨まれてる…俺何にもしてないよな?

 

 

周瑜「私は周瑜公謹だ。」

 

 

尚香「私はねシャオって言うんだよ。よろしくね。」

 

 

周泰「私は周泰幼平です。」

 

 

呂蒙「呂蒙子明と申します。」

 

 

陸遜「私は陸遜伯言です。よろしくお願いしますねぇ。」

 

 

なにやらすごく気の抜けた人だなぁ…

 

 

黒夜「ところで芙蓉さん。これから俺は一体…」

 

 

孫権「まてっ!なぜ貴様が母様の真名を口にしてる!」

 

 

芙蓉「それは私が許したからに決まってるでしょ。蓮華ったら早とちりねぇ…」

 

 

周瑜「ではなぜその者に真名をお許しになられたのですか?」

 

 

芙蓉「ああ、それは彼が武の天の御使いだからよ。」

 

 

孫権「そんな!信用できません!」

 

 

甘寧「芙蓉様には失礼かもしれませんが私も信用しかねます。」

 

 

芙蓉「そう・・・なら彼を認めさせればいいのね。黒夜、蓮華と思春を倒しちゃいなさい!」

 

 

黒夜「え〜っと?つまり彼女達を倒して認めさせろと?」

 

 

芙蓉「そうよ。認めたら真名を教えてあげなさい。」

 

 

孫策「面白そうね…私も戦うわ!」

 

 

周瑜「雪蓮!」

 

 

孫策「良いじゃないの。体も久しぶりに動かしたいし。」

 

 

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こうして俺は彼女達と戦う羽目になったのだが…

 

 

穏・明命・亞莎には教えてもらえたが正直孫策さんとやりあいたくない…

 

 

一刀と同じバトルジャンキー的なオーラが出てるんだもん…

 

 

ちなみにこの後の予定は甘寧さん→孫策さんと連戦だ。

 

 

芙蓉「それじゃあ…始めっ!」

 

 

甘寧「行くぞ!」

 

 

甘寧が切りかかってくる。早いし急所を狙ってくる

 

 

黒夜「これは…アサシンタイプか。なら俺も…忍っ!」

 

 

忍者とは本来敵を撹乱し任務を成し遂げ生存して帰ってくることを目標とする。

 

 

断じて某ラーメンに入ってる具材の名前の漫画みたいにガチでは戦わないし術も使わない

 

 

つまり小細工で戦うと言うこった。と言うわけで俺は地面にあるものを投げつけた

 

 

甘寧「くっ・・・煙球か!」

 

 

今のうちに気配遮断→接近→首元に刃物のコンボをかます。ぎりぎりの所で反応されずに間に合った。

 

 

黒夜「と言うわけで降参してもらおうかな?」

 

 

甘寧「くっ・・・」

 

 

蓮華「思春、もう良いわ・・・私の真名は蓮華よ。でも完全には認めてないんだから。」

 

 

思春「ちっ…私の真名は思春だ。」

 

 

それだけ言って彼女らは城の中へ去って行った。

 

 

雪蓮「次は私ね。ちなみに真名は雪蓮よ。よろしくね。」

 

 

周瑜「雪蓮・・・どういうつもりだ?」

 

 

雪蓮「私もさっきの戦いで認めてるけど戦ってみたいじゃない?」

 

 

冥琳「ハァ…まあいい。私の真名は冥琳だ。これからよろしくな。」

 

 

雪蓮「そんなことより早く始めましょう!」

 

 

と言って彼女は切りかかってきた

 

 

黒夜「あぶねっ!」

 

 

とても強い一撃が俺に当たりそうになった。

 

 

俺はすかさず盾と矛を取り出しきりかかる

 

 

雪蓮「ふふっ…楽しいわね。」

 

 

何合も打ち合ってると彼女がそう言った…やっぱりバトルジャンキーかよ…

 

 

打ち合っていると手が痺れてきた。正直きついので早々に決めよう

 

 

黒夜「行くぞ!秘技・雨沼矛(あまのぬぼこ)」

 

 

そういって俺は上空へと飛び上がり回転をかけつつ雪蓮に突撃をかました

 

 

雪蓮「キャッ!」

 

 

何とか彼女を弾き飛ばすことが出来た

 

 

黒夜「俺の…勝ちだ。」

 

 

雪蓮「あいたたた…そのようね・・」

 

 

彼女は起き上がって手を差し伸べてきた

 

 

黒夜「改めて、俺は項羽十夜。真名は黒夜だ。」

 

 

雪蓮「ふふっ、私は雪蓮よよろしく。」

 

 

その手をしっかりと握り握手する…って、力強く握られて痛い…

 

 

こうして俺の呉での日常が始まる・・・と思う

 

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あとがき

 

 

少々間が開いてしまいましたがいかがだったでしょうか?

 

 

少しでも満足していただけていたならうれしいです

 

 

誤字・脱字・感想・要望等があればどしどしコメントください。

 

 

それではまた次回に会いましょう

説明
少々間が空きましたが無事更新です
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コメント
相手によって戦闘スタイルを変えることができるのは、かなり有利ですね。(ブックマン)
いつも楽しみです!これからも更新がばってください!!(紫皇院)
タグ
真・恋姫†無双

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