聖ビーストテイマー・ナタ107 |
似た者同士のリリムとジュリーの二人のペースに、ゲイザーは巻き込まれてタジタジでした。
「きっとルーク君に私がバージンじゃないって思われたのね。ヴィッキーには本番なしでサービスしただけなのに…」
「私も本番なしが方針だからぁ。バージンはダーリンの為に取ってあるのよぉ。勇者様とミケーラはもうしたんでしょ?」
「えっと…。お二人は一体、なんの話をしていらっしゃるんでしょうか?」
「ミケーラも召喚してぇ。話があるのよぉ?」
懐から妖艶な占い師のカードを出してミケーラを召喚しました。
「あら、皆さん。こんなにお揃いで…。私に何かご用ですか?」
「ねぇ、ミケーラは勇者様と、どこまで行ってるのよぉ?正直に白状しなさぁい!」
「どこまでと仰られましても…何の事やら?」
「カマトトぶらないでよぉ。ミケーラなら詳しいんでしょ?パパと無理やりした癖にぃ」
「あれは封印の為なので仕方なかったのです」
「でもミケーラは勇者様に会う前までパパの事好きだったんでしょ?」
「確かにルシフェルを愛していた時期もありましたね」
「それで性転換魔法を習得したのよね?」
「その為ではありませんでしたが、他の女の腹に宿すと後々面倒なので私の腹に宿しました」
「ミケーラは合理主義で体の関係も割り切ってるのねぇ。私はどっちかって言うとパパ似だから、利己主義だけど愛のない体の関係は望まないわぁ」
「愛はありますよ?私の愛はアガペーなので、全ての者に平等に与えます」
「そんなのただの浮気の言い訳でしょ?」
「魔族の考え方に憧れる時もありますよ」
「ミケーラも堕天しちゃえば良いのにぃ」
…つづく
説明 | ||
一応、新シリーズだけど本編の第3部・第107話。 | ||
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