ルークが登校すると、なぜか女子制服を着たリリムが来ていました。男子たちに取り囲まれています。

「君、名前は？俺の心の天使エルたんにそっくりだ！」

「リリムよぉ。天使じゃなくて悪魔だけどぉ」

「リリムたん！悪魔でもなんでも良いや」

「弟のルークを探してるのよぉ」

「ルークの姉ちゃんだったのか！どうりでエルたんに似てるわけだ…」

「リリム、なんで学校に来てるの？」

「ルーク！やっと見つけたわぁ」

「もう学校に通う歳じゃないよね？リリムは」

「なんちゃって女子高生だけど、まだピッチピチの二千百四十五歳よぉ？」

「おい！ルーク。こんな美人な姉ちゃんがいるなんて聞いてねぇぞ？」

「別に君に話す必要もないだろ？色々と複雑な家庭環境だからな」

「エルたんがいなくなって心のオアシスがなくて枯れた俺の心にまた新しい光が…」

「エルって言うか、僕のイニシャルはアールなんだけど？どうして僕の芸名が謎の少女エルにされたんだか…」

「そりゃエンジェルのエルに決まってんだろ？スペルはイーエルだったし」

「なるほど、そう言う由来だったのか…」

「リリムたんの方がエルたんよりバストサイズでけぇなぁ」

「ウフ、私脱いでもすごいのよぉ？」

「えっ！リリムたんの脱いだところ、見てみたいっす」

…つづく