ルークは顎に手を当てて考えるポーズを取ってから言いました。

「今度、僕の仕事を手伝ってくれるかな？ローラ」

「えっ、それってアルバイト料出るの？」

「アルバイト料は出ないと思うけど、僕の給料はローラに全部渡してるだろ？」

「私が働くならベビーシッターを雇わないとダメでしょ？ナタお姉さんは働いてるけど、ベビーシッターに給料支払ったらほとんど残らないって言ってたわ」

「うーん、僕はあまりローラに働きに出て欲しくないんだ」

「えっ、どうして？ゲイザーがキンダーガートンに入ったら働こうと思ってたんだけど」

「お母さんが職場でセクハラ受けてる話とか聞いてるし、前に僕がアルバイトしてたバーの女の子もセクハラされて僕に泣き付いて来てた」

「でも家でずっとぐうたらしてたら、太っちゃいそうだしなぁ」

「僕はローラが太っても嫌いになったりしないよ？むしろ太った方が変な虫が付かなくなるから安心かもしれない…」

「お母さんのお友達のグロリアさんプクプク太ってるでしょ？専業主婦だからだと思う」

「でもグロリアさんは幸せそうに見えるよ？色気より食い気って感じはするけど、あのくらいの太り方なら僕は全然平気だし」

「そうなのかな？いつも夫の悪口ばかり言ってるよ…」

「僕の経験では痩せてる女性ほど性欲が強いと感じる。体型にこだわるのは性的な関係を求めてると分析できるから」

「えっ、そうなの？だから私、太りやすいのかな…。エッチな事、嫌いだし…」

「あと胸の小さい女性の方が性欲が強いような気もする…。多分、ダイエットのし過ぎで胸が成長してないんじゃないかな？」

「うーん、そう言えばエッチな子に胸が小さくて悩んでるってよく相談されたけど、私の胸が大きいのはエッチだからだって言って来て…」

「これは推測だけどエッチな事考えると男性ホルモンが活発化して胸が縮む可能性もある…」

「そうなんだ？私、エッチな事あまり考えてないのに、どんどん胸が大きくなるから悩んでたのに…」

…つづく