聖ビーストテイマー・ナタ276
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マキャヴェリはパートナーの女性の体を無理やり抱き寄せました。女性は嫌がってすぐ離れます。

 

「お前、ルークに気があるんだな?今から宿屋で一緒に楽しもうぜー」

 

「やめてください!私はあなたなんかに興味はありません」

 

「なんでだよ?お前だってルークに抱かれたくて毎晩いやらしい妄想に耽ってたんだろ」

 

「そんないやらしい妄想などしていません!」

 

体術の技で腕を捻り上げられて、痛みにもがき苦しんでる間にどこかへ行ってしまいました。

 

「クソッ!どいつもこいつも可愛げがねぇ…」

 

マキャヴェリはルーク邸にやって来ました。合鍵を使って中に入ります。家中のドアを開けてローラを探し回りました。一箇所だけ鍵のかかったドアを見つけます。

 

「今帰ったよ?ここにいるんだろ。開けてくれないか」

 

「その声はルーク?今、ゲイザーにおっぱいあげてるところだから待ってて…」

 

ところがマキャヴェリはガチャガチャとしつこくドアノブを回し続けて、仕舞いには体当たりを始めたので、ゲイザーはおっぱいを吸うのをやめてドアの方を睨んでいます。

 

「ここを開けてくれ、早く!開けないと言うなら、夜の街に行ってバニーガールとやりまくってくるからな?」

 

「えっ、ルークがバニーガールと…。それはダメ!今開けるよ」

 

ローラはゲイザーをベビーベッドに寝かせるとドアを開けました。マキャヴェリが部屋に入って来てローラの胸を揉みしだきます。

 

「やめて…ゲイザーが見てるから…」

 

「ガキなんか知るか!お前がやらせてくれないから溜まってるんだよ?今夜はたっぷり可愛がってやるぜ」

 

ゲイザーはベビーベッドの柵をギュッと握りしめて隙間からマキャヴェリを睨み付けていました。

 

「ルーク、もっと優しくして…」

 

「お前、いい体してるなぁ。この体で選んだんだな?こう言う体の女は締りが良くて最高なんだ」

 

突然、ゲイザーの背中にコウモリの翼がバサッと生えました。マキャヴェリの背後まで飛んで来るとドスの効いた声で言いました。

 

「その汚い手をどけろ?それ以上やったら許さない…」

 

「ん?なんだ、このガキ…。飛んでるし、喋ってるぞ」

 

「この声は…もしかしてお父さん?」

 

マキャヴェリがやめようとしないので、ゲイザーは小さな手でマキャヴェリの耳を掴むと、電撃を発したので、マキャヴェリは倒れました。

 

「アウローラ、この男は縛り上げておきなさい?」

 

「お父さんの記憶、戻っちゃったの?赤ちゃんなのにお父さんの声だから気持ち悪いよ」

 

…つづく

説明
一応、新シリーズだけど本編の第3部・第276話。
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