聖ビーストテイマー・ナタ298
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ルークは胸を押さえて、とても息苦しそうにしています。ローラの目をまともに見られないようです。

 

「僕は、際限なく続けられてしまう…。ローラが途中でバテたら…やめるつもりだったんだけど…。タイミングを見失って…」

 

「そうだったんだ?ルークが満足するまでさせてあげようって思って私も頑張ってたよ」

 

「君が全然バテないから…調子に乗ってしまって…。結局、朝までずっと…。後悔してる…」

 

「私がルークの為に出来る事って他にないと思うから、好きなだけしたら良いよ?」

 

「君はただ…そばにいてくれるだけで…癒されるから…何もしなくて良いよ?」

 

「私にもやれそうなアルバイト探してるから、見つかったらやっても良いかな?ルークの負担軽くしてあげたいの。ローンの支払いの為にやりたくない仕事やらされてるから…」

 

「うん、でも前の仕事に戻ったらチップがなければローンが支払えなくなるし、チップはあまり意識し過ぎるともらえなくなるから…」

 

「バニーガールの仕事は結構貰えるみたいだけど、チップとかもらえる自信ないなぁ…」

 

「バニーガールだけはやらないで…」

 

「可愛くないと雇ってもらえないと思うよ?」

 

「むしろローラなら可愛くてすぐ雇われると思うけど、お願いだからやめて…」

 

「ルークが嫌ならやらないよ。安くても普通の仕事探すね」

 

「夜の街の仕事はセクハラが酷いからね。我慢料が高いって感じかな」

 

「ルークも夜の街で働いてたけど、セクハラされてたの?」

 

「僕は大した事はされてないけど、バニーガールの子から悩み相談は受けてた」

 

「ルークは夜の街で働いてもモテそうだよね」

 

「結婚してるってお客さんには内緒で働かないとダメだし、バニーガールはシングルマザーも多かったから…」

 

「なんか大変そうだよね。バニーガールの仕事って…」

 

…つづく

説明
一応、新シリーズだけど本編の第3部・第298話。
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