フジミ 1/12 スー
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説明
 フジミの新作ホンダ スーパーカブ110、及びC100(1958年式)です

 スーパーカブの販売開始は1958年。その卓越した耐久性・経済性により多くの人々に愛され、現在までに生産台数1億台を誇るオートバイの金字塔ですね。また当初から海外にも積極的に輸出され、その思想やスタイルは世界のバイク文化そのものに大きな影響を与えています。

 スーパーカブのキットは、大昔に数社から発売されたものの絶版。その知名度の割に不遇な車種でしたが、10年ほど前にフジミがC100最初期型をキット化、そして今回現行車種である110型をNEXT仕様で発売してくれました。同社が近年力を入れているNEXTシリーズの製作は初めてですが、評判の艶や抜きは確かに痺れますね。素組なら1時間もかからずに完成です。一方で塗装のためのパーツ割は配慮されておらず、従来の手順で作ろうとするとてこずります。ガンプラのように後ハメ加工も必要です。メッキパーツや水転写デカールも付属しないので、中途半端な仕上がりになってしまいました・・・。C100の方はキット化当初色々と叩かれてた記憶がありますが、普通に良いキットかと思います。いつかエッチング付きを出してほしいですね。

 赤カブといえば日本では郵政仕様ですが、スーパーカブは当初の北米輸出の際に「ナイセスト・ピープル」という広告キャンペーンを展開。当時はアウトローの乗り物とされていたバイクを、赤いカブにのった普通の人々の暮らしのツールとして鮮やかに描き、大成功をおさめます。これを記念し昨年発売された「カブ60周年モデル」をまねて、110型は深紅の車体にしてみました。ちなみにレッグカバー等ベージュの部分は未塗装のまま、NEXTシリーズは素組でもここまで艶が出ます。

 6月にはタミヤから新作モンキー125も発売されるとのことで、ホンダコレクションがどんどん増えていきますね。そろそろCB750FOURを1/12で是非・・・
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ホンダ 1/12 バイク カブ フジミ 

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